1080pで30fpsのフルHD

キヤノン・EOS 5D Mk2 + EF24?105mmF4 IS
 5D Mk2の動画、すごいです。キヤノンの出し惜しみ、なんてこと言ってきたけれど、動画撮影機能については違う、いきなりどーんとだからね。キヤノンの出し惜しみ、撤回。
 1080p(1920×1080pixel)のフルHDで、30fpsで、動画撮影中にAFも可能、静止画撮影も可能で一瞬ブラックアウトするが動画は再び続く、外部端子の利用でステレオ録音もできる、付属ソフトで簡単だけど動画編集もできる、ファイル形式はH.264で圧縮したMOVファイル形式。高速で動画圧縮の処理ができるのは、そうDIGIC4のおかげ。

 デジタル一眼レフカメラとして“世界初”で動画撮影機能を搭載したのがニコン・D90だったのだが、その発表からたった1?2ヶ月でこの5D Mk2の発表。で、そのD90の動画はといえば、720p(1280×720pixel)で、24fps、ピント合わせはMFのみ、動画撮影中に静止画は撮れるがそこで動画は中断、録音はモノラルのみ、ファイル形式は圧縮なしのAVIファイル形式、付属ソフトに動画編集機能がない…。くどいようだけど、5D Mk2は35mm判フルサイズセンサーを使った1080p、D90はAPS-Cサイズセンサーでの780pだ。


 「D90が発表になったときね、その動画のスペックを見て、うふふふっ、勝ったっ、て思ったでしょう、えぇ?」と、なにかの雑談の時にキヤノンの開発の人に話しかけたら「はい、うふふふっ…」と、うれしそうな顔をしてた。この話を聞いて、ニコンの人っ、がんばってくださいよっ、むっとするでしょう?

 ちなみに、同じシーンを同じ条件で、5D Mk2とD90で1分間動画撮影してみると、そのファイルサイズは5D Mk2が「約300MB強」、D90が「約130MB強」ぐらいだった。もちろんファイルサイズは静止画と同じように撮影シーンやISO感度などによって違ってくる。スペック上の5D Mk2の連続撮影可能時間は1080pのとき約12分、D90は720pで約5分。5D Mk2の約12分というのは、これでだいたい4GBぐらいになってOSの関係でこれ以上の大きなファイルサイズを扱うことができないからだ。D90動画のいいところは手軽に扱える、気軽に動画を愉しめることだろう。5D Mk2動画は、そりゃあ画質はいいだろうけどナンにするにしても大変。本格的に画像編集やろうとすれば1080pフルHD画像にきちんと対応したソフトなんてそうはないんじゃないかな。

 ピント合わせは基本的には撮影前に測距しておくことをすすめているが、しかし動画撮影中にAF-ONボタンを押せば、かなり苦しそうにしながらもコントラストAFでくくくっとピントを合わせる。露出制御は撮像センサーを利用した中央重点平均測光で動画撮影用のプログラムAEでおこなうそうです。