世界最小デジタル一眼

ペンタックス・K-m + D AFマクロ 100mmF2.8
 APS-Cサイズの1000万画素デジタル一眼レフとしては「世界最小」とのこと。小型ボディのせいだからだろか、やや持ち重りがするものの、しかし重量バランスがなんとなく良いから「重いカメラ」という印象はあまりしない。でも小型の割に重いのは事実。重くなった大きな理由は、手ブレ補正機構のせいとバッテリーに単3型乾電池(4本)を使用しているからだろう。
 以下想像だけど、ペンタックスとしては軽い小型軽量のリチュームイオンバッテリーを使いたかったに違いない。専用バッテリーを使用するとなると確実にコストアップになり(バッテリーだけでなく充電器も同梱する必要がある)、それがすぐにコストアップにつながるため“やむなく”単3型乾電池を使用するにいたったのではないか。しかし、それほどの“努力”をしても、ニコン・D40やキヤノン・EOS Kiss F、オリンパス・E-420といった「激安機種」の価格の壁を打ち破ることはできなかったようだ。


 ちなみに、大型量販店などでのK-mの実販価格は、ボディが約6万5千円、18?55mmズームとのキットが約6万9千円といったところだが、激安店を探せばレンズキットで6万円以下というところもあるようだ。機能は満載。いまのデジタル一眼に“トレンド”に乗っていないのはライブビューだけだろう。1020万画素の撮像センサーがCCDであるためにライブビューの機能を搭載することができなかったようだ ―― CCDでもフレームレートを落としたりごく短時間のライブビューならできなもないということを聞いたことがある、詳細不明 ―― しかし“なんちゃってライブビュー”でもいい、もし少しでも可能性があるんならチャレンジして欲しかったなあ。

 確かに小さなボディだ。ホールディング性もとてもよい。レンズ交換式の一眼レフカメラが、それも単3型乾電池4本を使用するレフを内蔵したカメラがこんなにも小型にできるなんて驚く。レフもなく小さな撮像センサーを使っているマイクロフォーサーズのカメラがあんなにも“デカイ”とはいったいどうしたわけなんだろうか。単3型乾電池の魅力は言うまでもなく、いつでもどこでも入手できることだ。いま、カメラのバッテリーにこうした単3型乾電池を使用する機種はコンパクトカメラにはあるけれどデジタル一眼レフでは(たぶん)K-mが唯一の機種ではないだろうか。そういう意味ではタイヘンに貴重で「ママのカメラ」にとどめておくのはもったいない。