キヤノンのコンパクトで初のCMOSセンサー

キヤノン・PowerShot SX1 IS
 このSX1のこと、どうもあまり話題になっていないようだけど(ぼくのマワリだけに限定した話だけど)、キヤノンのコンパクトでは初めてのCMOSセンサーを使ったカメラでぼくとしてはとっても注目している。
 1/2.3型の総画素数が1180万画素の“キヤノン独自開発”のCMOSセンサー。アスペクト比が4:3と16:9に切り替えて撮影ができる。4:3のとき約1000万画素、16:9のとき約840万画素。液晶モニターはこの16:9のアスペクト比にあわせるように同じ比率の横長画面で2.8型ワイド(約230万ドット)でバリアングル式。なお、4:3モードにすると液晶画面は2.5型と同じになる。やや小さい。
 CMOSセンサーに注目しているのは、1つはコンパクトカメラはいずれCCDからCMOSに替わると思っているからで、もう1つはCMOSを採用することでカメラの撮影機能がドラスティックに変化すると思っているからであります。いままで到底できなかったようなことが、CMOSにすることで可能になる(はず)。キヤノンがそこに第一歩を踏み出したことに興味があるわけです。


 ぼくは技術者でないし理科系でもないし先端技術についての知識もナニも貧困不如意だけれど、アナログ的な嗅覚でCMOSの可能性将来性はぷんぷん臭うんだよね…。来年はまだ無理かもしれないが再来年あたりからCMOSを使ったコンパクトカメラばかりになってしまうかもしれない。

 グリップがやや細身で、そのグリップ部のマテリアルも含めてホールディング感は決して良いとは言えない。もう少し太めのグリップのほうが握りやすいように思うけどね。単3型乾電池4本を使っているからだろうか、外観から受ける印象に比べてそうとうに“持ち重し”がする。
 CMOSセンサーの“利点”を生かした撮影機能としては1080pのフルハイビジョン動画が撮れること。カシオのCMOSカメラのようにあれこれチャレンジャブルな機能を搭載していないのがキヤノンらしくもあり残念でもあるけれど。その動画はEOS 5D Mk IIと同じで、H.264でコーデックしたMOVファイル。音声録音は5D Mk IIはカメラ内マイクではモノラルだがこのSX1はステレオ録音ができる。