『「デジタル一眼」交換レンズ入門』

ペンタックス・K-m + DA15mmF4 Limited
 ちょいと、お知らせ、といいますか、宣伝をさせてください。
 交換レンズの本を作りました。アスキー新書 『「デジタル一眼」交換レンズ入門』 (アスキー・メディアワークス社)で、今月の13日ごろに発売の予定です。

 デジタル一眼用の“交換レンズだけ”に内容を絞って、やや初心者向けに基本から丁寧に説明をしている(つもり)。とにかく、文字通り「レンズ!レンズ!レンズ!」。以前の 『「デジタル一眼」上達講座』 と同じく新書版の本だけど、「交換レンズ入門」のほうはカラーページをたくさん使ってもらっている。すべての写真ページをカラーにしているので、写真が小さくても1本1本のレンズの描写のクセなどをわかってもらえるかも。
 レンズの話は、これがなかなかムツかしくて奥が深くて、アナログ的で情緒的な部分が多くあります。描写性能ひとつ語るときにも、「空気が写る」とか「甘い描写」、「味のあるレンズ」なんて抽象的表現をヘイキでします。わかったような、わからないような、それがレンズで、それがまた大きな魅力でもあるんですよね。

 デジタル一眼はレンズが交換できる。いろんなレンズを交換して撮影してみることができるのはデジタル一眼の大きな大きな特長です。そして、レンズを替えると、とうぜんだけど、見える世界、写す世界が変化する。だからぼくは、「レンズを替えれば自分が変わる」なんてことを言っておるわけです。
 そうそう1つ、言い忘れていました。すでにお気づきの人もいるでしょうけれど、だいぶ前からこの画面の右側に「デジタル一眼上達講座」の読者のためのブログを紹介しています。編集者の大島さんと一緒にやっているブログです。そこで、こんどの新書『「デジタル一眼」交換レンズ入門』の発売を記念して本をプレゼントしましょうという企画をやってます。ちょっとアクセスして覗いてみてください。


 ということで、さて、ペンタックスのDA15mmF4 Limitedレンズだけど、これが小さい、かっこイイ。高級感もたっぷりのレンズ。
 レンズ鏡筒のデザインもツクリも良くて、手触り感も大変にいい。手に持ってピントリングを回しているだけで(写さなくても)気分がなごんでくる。で、実際に写してみると、もっと気分が良くなるレンズだ…ちょっと褒めすぎか…。
 でもしかし、超広角レンズで、これほどディストーション(歪曲収差)の少ない(目立たない)レンズは、とっても珍しい。画面周辺部の直線が、とにかく、限りなくまっすぐに直線に写るのだ。35mm判換算で約23mm相当。とくにAPS-Cサイズ一眼専用のズームレンズでは、広角側が18mmの焦点距離がポピュラーだけど、その18mmの画角と15mmの画角は、数字上ではたった3mmの違いしかないけれど画角的には大きく違う。広角レンズの数mmは望遠レンズの10数mmに匹敵する、といわれるゆえんがよくわかると思う。

 ED(特殊低分散)ガラスレンズとAL(非球面)レンズを使った小型軽量のLimitedレンズである。DA Limitedシリーズのレンズとしては、初の超広角レンズでもある。Limitedレンズだから、外装はオールアルミ金属。内蔵式の花形フードも ―― 花形フードの内蔵式はこのレンズが世界初だという ―― ねじ込み式のレンズキャップも、もちろんアルミ。レンズキャップを落とすと、カラン?コロン?とイイ音色の金属音がする。