小さくて薄くて軽くてデザインの良いカメラ

キヤノン・IXY DIGITAL 210 IS
 小さい、薄い、軽いコンパクトデジタルカメラだ…と、いままで何度も同じようなフレーズを言ってきたけれど、また敢えて繰り返す。この210 ISは、ほんと、小さく薄く軽く、そしてデザインの良いカメラだ。外観まわりの仕上げもいいし、うまい。
 ぼくはいままで、仕事柄たくさんの(ほんと大変な数になるが)カメラを手にして使ってきているから、門前の小僧じゃないけれど、ごく短時間、手にして使ってみただけで、良いカメラである場合「直感的」にそのカメラの魅力がなんとなくわかる。いやあ、良くできたカメラだなあ…、とか、うーむ、もう少しがんばって欲しかったなあ…、とか、そーゆーことが、ま、なんとなくわかるわけですよ。


 というわけで、このIXY DIGITAL 210 ISだけど、これはひじょうに良くできた魅力的なカメラだなあ、と直感的に、そんなふうに思った。今年の春、キヤノンから発表されたコンパクトカメラの中では、PowerShot D10と、この210 ISが「頭抜けて良いカメラ」だと思いましたね。
 たとえばだけど、内蔵ストロボはグリップ側ではなくて正面から見て右側にレイアウトされているので、カメラを構えたとき発光部を指で塞いでしまうこともない。豆粒のようだけど光学ファインダーを備えていて、あたりまえだけどズーミングするとキチンと画角が連動する。こんな小さなカメラになっても(技術的にも難易度はそうとうに高かっただろう)IXY DIGITALのスタイリングを変えないというところがいい。
 720pのハイビジョン動画も撮れて(MOVファイル形式)、それがじつにきれいに写る。カンタンだけどカメラ内で動画編集することもできる。そのうえこの薄く小さなボディにHDMI端子(ミニ)まで備わっているから、大型ハイビジョンTVで高品質の画像を愉しむこともできる。

 ほら、こんなに小さくて薄いんですぞ。