良いカメラなんだけどなあ…

オリンパス・E-620 + ZUIKO DIGITAL 12?60mmF2.8?4.0
 このE-620、オリンパスの「Eシリーズ」の中では名機E-330に並ぶほどのデキの良いカメラだと思う。とてもよくまとまっていてバランスの良いカメラに仕上がっている。ひょっとすると、Eシリーズのカメラとしては、今後、これを超える機種は出てこないかもしれない。ほんと、良いカメラだと思うんだけど、ただ、機能的にちょっとジミなのと、出てくるのが遅すぎたのではないか。そのため、もうひとつ注目を集めていない。オリンパスを(こっそり)応援しているぼくとしては、それが残念。
 E-620がイマイチ盛り上がらないのは、オリンパスユーザーが次に出てくる新製品をじっと見守っていて、“待ち”の状態にあるからではないだろうか ―― これはぼくの推測なのだけど。つまり、新マイクロフォーサーズの機種は、撮像素子がE-620とほぼ同じで、手ブレ補正のシステムもほぼ同じ(たぶん)。でも、カメラボディはぐんっと小さい(おそらく)。もうすぐ発売する、とオリンパスが言ってるんだから、そりゃあ、ぼくでもじっと待ちますよ。


 3月末に開催されたPIE(フォトイメージングエキスポ)のオリンパスのブースには、そのマイクロフォーサーズの「新型機種」がブルーの布に覆われて参考出品されていた。堂々とした「出品」ではなく、なんだかひっそりこっそりと展示されていた。見た人もいると思うけれど、そのブルーの布の覆われてカタチはもちろん、大きさもさっぱりわからない。だから、ぼくなんぞ、ハナっから無視しててよく見もしなかった。どうせ、ブルーの布の下にはテキトーな紙箱か何か置いてあるんだろう、ふんっ、思わせぶりな、と考えていた。
 ところが、なんと、あのブルーの布の下には完成間近な試作機種が、つまりホンモノが置いてあったんですって。「ウソだよ、そんなこと信じられますか」と、ぼく。でもその話をしてくれた人は「いや、私も信じられなかったですが、ほんとです」ということでありました。オリンパスって、ムカシからそうした“クソまじめ”なところがあるんですよねえ。