水平自動補正

ペンタックス・K-7(β版) + DA 15mmF4 Limited
 いいカメラだ。価格のことを考えれば、ほんとすばらしい仕上がりのカメラである。迷っているなら思い切って買ったほうがイイでしょう。
 と書くと、またぁ、おべんちゃらを、と穿った読みをする人もたーくさんいるようで、困ったもんだねえ、けれど、あっははは、どうぞご勝手ご自由に。(なお、このブログはその日の気分で無責任に嘘八百絵空事を書いていることも、なくもないからして、ゆめゆめご注意あそばせ)

 さてそこで、K-7の手ブレ補正機構だけど、撮像センサーと新しいダストリムーバルの機構を含めたユニットが磁力で「宙に浮いて」いて、それが上下左右に微細に高速で動きブレを補正する ―― 言うまでもないけれど前後に動かないようにガイドは設けられている、前後にふらふら動いちゃあピントもナニもあったもんじゃない。
 手ブレを補正するために「宙」に浮いて上下左右に移動するそのユニットを、手ブレ補正のためにではなく(むろんそれが主目的なんだけど)、ぜんぜん別の目的のために利用した。ここが画期的。水平自動補正と構図微調整の機能だ。


 K-7には水準器が内蔵されていてカメラの傾きを自動検知する。それを利用してシャッターを切る瞬間にカメラが傾いていると、水平に写るように手ブレ補正ユニットを回転させて傾きを修正する。これが水平自動補正機能である。修正できる角度はごくわずかであること、カメラを上下に傾けすぎると効果が発揮できないこと、視野率100%ではなくなること(厳密に言えば)などの使用上の注意点はあるけれど、手ブレ補正をONにしたまま機能を活用できる。そうそう、この水平自動補正はイヤならOFFにすることもできるんだよ、と、こんな当たり前のことを言っておかないと“常時ON”だと思い込むモノシラズがいらっしゃるから。
 撮影した後に画像処理で水平補正することとは(詳細説明は省くが)根本的にはまったく違う。修正可能な角度は少ないもののタイヘンに効果がある。水平が気づかないうちにいつも少し傾いて写ってしまう、と悩んでいる方には(ぼくもそうなんだけど)、この機能はおおいにおすすめであります。

 というわけで、いまこれから、大急ぎの泊まりがけの撮影に出かけなくちゃならないので、構図微調整の機能についてのハナシは、説明が長くなりそうなので後日…。