レンズで遊ぶE-P1

オリンパス・E-P1 + Summaron 3.5cm F3.5
 Summaron(ズマロン)の3.5cmF3.5レンズには、Ernst Leits Wetzlar の刻印のものと、Ernst Leits GmbH Wetzlar の刻印の2種類があって、どちらも4群6枚構成。ぼくはこのへんのオールドレンズについてはもともと不如意なので、気の効いた蘊蓄話はできない。ともかく、ぼくの持っているその Summaron は前者のほうで、おそらく1950年代前半ぐらいのものじゃないか。開放絞り値付近で撮ると、えもいわれぬフレアーが出てちょっと幻想的な描写になる(と、ぼくが勝手に自慢してるだけだけど、いいレンズじゃない)。

 近代インターナショナルで売っている(作っているのはおそらく宮本製作所)の「マイクロフォーサーズマウントアダプター・LM-4/3」と「L/Mリング」を介して手元に来たばかりのE-P1にセットしてみた。長年使ってきた Summaron 3.5cm レンズが、とつぜん約70mmレンズ相当の画角になるという、その“常識落差”に使い始めはかなり戸惑った。


 E-P1に Summaron 3.5cm をセットするとこんな格好になりまして、うーむ、なんだか期待したほどカッコよくないぞ。

 マウントアダプターがシルバー色だったら(あるいはE-P1がブラックボディだったら)もう少し見栄えは良くなったんじゃないかと少し残念。ファインダーは70mmのものが手元になかったのでフォクトレンダーの75mmのものでごまかして撮影をしてました。これもシルバーのほうがいい…。Summaron 3.5cm はやっぱりライカIIIFなどのボディと相性が良さそうだよなあと思いつつ、しかしM型ライカマウントのブラックレンズを同じようにしてE-P1にセットしてみると、これが、がぜん格好良くなるんですよ。だから、そんなことをしてると、アラヌ方向に行っちゃいそうなのでほどほどにしてる。

 プラス1.3EVほど露出補正して、絞りは開放からチョイとだけ絞り込み(それでもフレアーは収まらない)、なおかつアートフィルターの、えーっとナンだっけ、そうそう、デイドリーム(DAY DREAM)を選んで撮影したのがこの写真であります。