今後に期待か、な

ソニー・DSC-TX1
 超薄型ボディ ―― ほんと薄いカメラ ―― でタッチパネル液晶の屈曲4倍ズーム内蔵カメラだけど、いうまでもなく最大の特長は、前評判の高かった「Exmor R」CMOSセンサーを採用したことだ。別名「裏面照射型CMOSセンサー」と言うんだそうで、このTX1には1/2.4型の1020万画素のセンサーが搭載されている。同じセンサーを搭載したカメラがもう一台あって、そちらのほうは沈胴式の5倍ズームを内蔵したDSC-WX1だ。
 この新型CMOSセンサーは従来のCMOSセンサーに比べて、センサーサイズそのものは同じぐらいであっても、一つ一つの撮像素子の受光面積が大きくなったために光を受ける量が増え、それにより「感度が約2倍にアップ」して「ノイズを約1/2に低減し」たということだ。


 さあて、どれだけ高感度に強いカメラなのであろうかと興味津々、期待いっぱいで借りて使ったのだけど、ちょっと“肩すかし”を喰らったといった印象でありました。おおっと声を上げるほどの高感度の画像が見られると、それを期待をしすぎていたのかもしれないが、うーん、こんなもんなのかなあ、というのが正直なところでありました(借りた機種は製品版ではないが約90%それに近いもの)。レンズがもうひとつぱっとしないせいだったのか、ノイズ処理がいまいちだったからかなあ、解像感が乏しい、切れ味がよろしくない。

 でも、この「裏面照射型CMOSセンサー」は今後、大いに期待ができるもので、今回TX1で試してみて「うーん」だったからだと言って、ぼくは、それで評価の断を下すつもりは毛頭なく、次機種を大いに楽しみにしております。いろいろ漏れ聞くところによると、この方式のセンサーは、相当の実力、ポテンシャルがあるようで、ただ、使いこなしが難しいらしくそれが解決すれば“大化け”するかもしれないね。