長きのご無沙汰ご無礼

ニコン・COOLPIX S1000pj
 ここのブログを約一ヶ月ほど更新もせずにおりました。いろいろありまして、ようやく再開できるようになりました。とかなんとか言うと、期待して待っていてくれた人がいるかのように聞こえるだろうけど、そんな思い上がった考えは持っておらんですよ、ぼくは。

 この数ヶ月のあいだにはたくさん写真を撮った。とにかく毎日、一日も欠かさずシャッターを切っていましたね。新しいカメラを使っての愉しい撮影もあったけれど、古いカメラを使ってのあまり愉しくない撮影もあった。でも仕事だからね、厭なときでも愉しい気分(のつもり)でやらなくちゃ一緒に仕事する人にたいして失礼じゃないですか。趣味で写真を愉しんでいる人にはちょっとわかりづらいでしょうが、ああ、できることならその撮影はやりたくないなあ、と思ってもやらなくちゃならんこともある。しかし、イヤだイヤだと思って写真を撮っていると(ぼくなどまだまだ未熟だから)その“イヤさ”が撮った写真からじわじわと滲み出てくる。そうゆーもんですよ写真というもんは。
 さて新しいカメラといえば、いやあ、たくさん使った。すでに発表され発売されているものや発表はしているけれどまだ発売されていないものやまだ発表すらしていない内緒のカメラやレンズなど、とにかくごちゃごちゃが続いておりました。未発表のカメラやレンズを外に持ち出して使うときは、結構気を使うもんです。


 他の人はどうしてるのか知らないけど、ぼくの場合は、新型カメラやレンズのメーカーや機種名がわかりにくいように、その部分にさりげなくブラックテープを貼り付けておく。そりゃあ、眼力のある人に見られてしまえばそんなことをしても効果は薄いけれど、少しは“目隠し”の足しにはなる。カメラが目立たないように注意して撮影することはもちろんだ。要するに気配りですよね、想像力も大切。発表はしてたけど発売前のカメラを持って地下鉄の電車内に乗っていたときに、目立たないように持っていたつもりなのに、「そのカメラは…?」と声をかけられたこともなんどかあった。
 短期間でテスト撮影をしてそのカメラやレンズの性能や実力をチェックするための、ぼくなりのノウハウもある。短期間でも実際に外に持ち出して森羅万象を写してみないとカメラやレンズの実力なんてわかりっこない。室内でチャートや人形や空き缶を写してたってわからないことが多い。さまざまな被写体を、いろんな光で、操作に苦労しながら撮ってみなくちゃね。外に出て実写をするにしても可能な限り同じ場所で同じ条件で撮ることも必要で ―― 客観的評価がしやすいもんね ―― 最適な場所を探すというのもノウハウのひとつ。そりゃあいままでに何百台いや千台をカルく越えるかもしれない新旧のカメラやレンズを使って撮影してきたのだから、“門前の小僧”ではないけれど少し使ってみればだいたいの善し悪しはわかる。

 おっ、いかんですね、そんな話ではなくて、最近使ったカメラでおもしろかった一台であるニコンのCOOLPIX S1000pj のことだったのだけど、その話は明日だ(…とは言っても、明日からしばらく京都なので明後日になるかも)。