D3Sのバッファメモリー

ニコン・D3S + AF-S NIKKOR VR 70?200mmF2.8G II
 VR II搭載で、ナノクリ採用の大口径ズームレンズ。レンズ名の「II」には2つの意味があるようで、1つはVRをII型にしたこと。最大4段ぶんのブレ補正効果がある、というものだ。もう1つは、旧型の Zoom-Nikkor70?200mmF2.8を大幅に改良し、光学系を新しくたNIKKORレンズとしての「Mark II」であるとの意味。鏡筒まわりのデザインも、とってもスマートになっり、描写性能も含め素晴らしいズームレンズに変身した。重いけど、これならガマンして持って歩こう、という気持ちになる。

 そういえばちょうど、キヤノンからも最近、このレンズと同じクラスのズームの改良版が発表されましたね。発売は3月予定で価格もニコンのものとほぼ同じ。「EF70?200mmF2.8L IS II USM」だ。ISも“4段ぶん”で、こちらは蛍石を採用していることが特長。しかし、ナノクリスタルコーティングに対抗するSWC(SubWave-length Structure Coating=サブ波長構造コーティング)は使用していない。このズームについては使ってみてから、また、あらためて。


 さて、D3もD3Sも、連写コマ速度は同じだが連続撮影の最大記録コマ数が、D3Sになってだいぶ増えた。理由は、カタログによると、D3の「2倍」の容量のバッファメモリーがD3Sに搭載された、ということらしい。ちなみに ―― 撮影時のもろもろ設定の条件付きではあるが ―― JPEG/FINE/LARGEで、D3が52コマであったのに対してD3Sでは82コマに増えている。ここで少し気になるのだけど、メモリー容量が「2倍」になっているのに、どうしてコマ数も2倍の104コマにならないのか、そう、ぼくもそのへんが疑問ですが、小学生の算数計算のようにはイカンのでしょうね。

 ぼくは連続してイッキにたくさんのカットを撮る、ということがほとんど(いや、まったく)ないから、ま、そうですねえ、RAW+JPEGで ―― 最近、JPEGだけで撮影するってことが、ほんと少なくなった、常時、RAW+JPEGですね ―― 連続10カットも撮れれば満足、満足。万が一、10カット以上連続して撮らなくちゃいけない、ってときがあったとしても、しょうがないよなあ、と、あっさり笑ってあきらめる。