アルミ削りだし100mmマクロ

ペンタックス・K-7+D FA MACRO 100mmF2.8 WR
 約一ヶ月ほど前の12月下旬に発売されたのがこの100mmマクロレンズ。以前からあった「D FA MACRO 100mmF2.8」の後継モデルというか改良モデルというか。しかし、レンズ構成は同じ8群9枚でそっくりそのままの光学系でスペックを見る限りほとんど変化はなし、のようだが、だいぶ違っている。
 ではどこが「変更」され「改良」されたのか。以下、順不同。

 1つめはボディ鏡筒がプラスチックからアルミ材の削りだしにしてデザインも一新したこと。2つめはピントリングの動作機構を変更してフォーカシング時の感触を良くしたこと。3つめは絞り羽根の構造を変更して円形絞りにしたこと。
 そして4つめは絞りリングをなくしてしまったこと。5つめはクランプ(CLAMP)スイッチもなくしてしまったこと。6つめは簡易的な防滴構造を採用して、レンズ表面に撥水効果の高いSPコーティングを施したこと、などなど。プラスのことなどマイナスのことなど、いろいろ。


 「この写真」を見れば一目瞭然だろうけど、新型は少し細身になってスマートになった。旧型は幅広のゴムのピントリングでややぼってりしている。新型のピントリング幅は細く狭くなって金属ムキだしでレンズ先端部に移動した。このことについては少し気になったが、だいぶ使ってみたけれどほとんど違和感をなかった。それよりも、MFでのピント合わせのときの滑らかで、適度なトルク感触があって優れた操作感のほうに感心することしきり。

 宅急便で送られてきた新型100mmマクロレンズを化粧箱から始めて取り出して手に取ったとき、その金属鏡筒がよく冷えていて「うわっ冷たいッ」と声を出すほどだった。旧型に比べて質感がだいぶ違って、そのせいで高級さも感じさせる。
 思い切って「Limited レンズ」にすれば良かったのに、とペンタックスに言ってみたら「Limited レンズには Limited としてのレンズ規格のキマリがありますから」と、なんだかいまいちワケワカンナイ返事をしてくれました。