変更されたピクチャースタイルとされなかったもの

キヤノン・EOS-1D Mark 4 + EF 24?105mmF4 L IS
 「ピクチャースタイルの変更は、われわれもずいぶんと悩みました…でも、いつかは思い切ってやらなければならないと思い続けていたことだったのです」と、キヤノンのある開発者は正直に答えてくれた。

 「変更したのはシャープネスだけです、それ以外のコントラストも色調も従来のままです」と。ピクチャースタイルの中でシャープネス変更をおこなったのは「スタンダード」、「風景」、「ポートレート」、「モノクロ」の4つのスタイルだけで、「ニュートラル」、「忠実設定」の2つのスタイルだけは変更を加えずに従来のままにしてある。この2つは“素材重視”と“レタッチ”を優先する従来のスタイルを継続しているというわけだ。


 なお、変更された1D Mark 4 と、それ以前の1D Mark 3 を同時に使用するときに、もし同じシャープネスの調子で仕上げたい場合は、新型のシャープネスを下げるか旧型のシャープネスを上げるようにパラメーターを設定すれば、「厳密には同じにはならないですが、ほぼ同等になります」とのこと。
 ちなみに「1D Mark 4 のシャープネス3 は、1D Mark 3 ではほぼシャープネス5?6」に、「1D Mark 3 のシャープネス3は、1D Mark 4 のほぼシャープネス1?2」ぐらいに相当するという。

 1D Mark 4 以降の機種については、キヤノンは今後は同じようにピクチャースタイルのシャープネスを変更していくようだ。実際、先日発表になったばかりのKiss X4も、1D Mark 4 と同じようなシャープネス強めのピクチャースタイルに変更されている。