撮像センサーの謎

オリンパス・μ-7040
 オリンパスは今年の「春モデル」として10機種ほど新製品を発表、発売をした。それぞれのカラーモデルも加えれば ―― さらに海外限定のカラーモデルも含めればすごい数になる。そのすべてを中国・シンセンの工場で作っているわけではないが ―― オリンパスに限らないことだが多くの日本のカメラメーカーはそのラインナップの半分から1/3近くを他社(想像に任せる)に“委託生産”してもらっている ―― それにしても、いやあオリンパスのコンパクトは元気、元気。

 μシリーズは、売れ行き好調の7020だけを昨年から継続販売を続けていて、新しく9010、7040、5010を加えて現在は4機種。μTOUGHシリーズは8010、6020、3000の3機種で、廉価版のFEシリーズ(昨年あたりからデザインが良くなってきてちょっと注目)が4020と47の2機種、そして高倍率ズーム内蔵の一眼タイプのSPシリーズが800UZと600UZの2機種、といった具合だ。うまくシリーズ化させておりますね、とってもわかりやすい。


 で、さて、ここからが本題。
 新発売されたμシリーズの9010(28mmからの10倍ズーム)、7040(28mmからの7倍ズーム)、5010(26mmからの5倍ズーム)の3機種は、そのすべてが1400万画素のCCDを採用している。
 ここで、おやっ?、と注目した点が1つあった ―― ぼくが「注目」しただけで多くのユーザーにとっては、そんなことどーでもええやん、と言われそうだけど ―― 。気になったのは、オリンパスが発表している、それぞれ3機種のCCDのサイズである。
 9010が「1/2.33型」、7040が「1/2.3型」、そして5010が「1/2.33型」の1400万画素CCDである。ちなみに、今度の新製品カメラには1400万画素CCDを使用したカメラもほかにもあるが、いずれも「1/2.33型」である。

 説明がめんどくさくなってきたので(読んでるほうもそうでしょう)、結論を言うけれど、「1/2.33型CCD」がパナソニック製、「1/2.3型CCD」がソニー製なのだ。それがどーした、とおっしゃるでしょうけれど、あははは、いやじつは、オリンパスは、ある事情があって(詮索するなよ)ソニー製の撮像センサーの使用を“頑なに”避けてきたのだ。5?6年、いや10年近くになるのではないか。
 なにがオリンパスの気持ちを変えさせたのか、2010年春モデルの中で1機種だけだけどソニー製CCDを採用し、それを搭載したのが、このμ-7040であるわけでありますよ。ほんま、どーでもええやんか、ですね、こんな話……書いてしまってから反省。