腰骨のカタチか

キヤノン・EOS 30D+EF85mmF1.2L II USM
 撮影を継続中には、一眼レフは基本的に電源をOFFにしない。カメラを一時的にカメラバッグに入れるときもONにしたままだ。もちろんカメラを肩から下げて歩いたり、長い時間シャッターチャンスを待っているときも、いちいちOFFにしない。手伝ってくれるアシスタントの人が気をきかせてOFFにしてくれることがあるのだけど「やめてくれよっ」といつもお願いしている。理由は単純、カメラを手にして構えたら“すぐに”シャッターを切りたいからなんだ。スリープモードに入っていることが多いけどそれは気にならない。ただ、電源ONにしっぱなしは (自分でも不思議なんだけど) 一眼レフカメラだけで、コンパクトカメラはといえば頻繁に電源をON/OFFしている。ま、ぼくのクセみないなもんかな。
 で以下、まったくもって個人的なハナシなんだけど、30Dを肩から下げて歩いていて (もちろん電源ONのまま)、さて撮影をしようとカメラを構えると電源がOFFになっていることが頻繁にある。ストラップの長さをぼくの好みにすると、ちょうどカメラのメインスイッチがぼくの腰骨にあたり、そのせいで勝手にOFFになっているようなのだ。30DだけでなくEOS 5Dでもそうだ。この勝手にOFFのおかげでいらいらすることが多く、キヤノンの人に「こんなクレームはありませんか」と尋ねたところ、「ありませんよっ、それはタナカさんの腰骨のカタチが悪いからですよ」と言われてしまった (ね、K瀬さんっ)。ぼくは、そもそもメインスイッチの位置が良くないんじゃないかと思うんだけどなあ。


 もともとのEF85mmF1.2は1989年秋に発売された古いレンズで、その“古い”ままロングセラーを続けていたのだが、今年春にようやくモデルチェンジされた。モデルチェンジといってもマイナーな改良で、レンズ光学系などは古いままだ。おもな変更点はAFの測距スピードのアップ (旧型はそりゃあ遅かったもんなあ)、絞り羽根枚数は同じだけど円形絞りになるようにしたこと、そしてデジタルカメラに最適化してフレアーやゴーストを出にくくしたことなどなど。もちろん価格もアップ。もともと完成度の高い良いレンズだったので光学系を変更する必要はないとは思うんだけど、懸案だったフォーカシングのメカ部分の改良はついでにして欲しかったなあ。
 というのも、たとえば最短距離で撮影をするとレンズ全長が伸びる。その状態でカメラの電源をOFFにするとレンズが伸びきったままになり、フォーカシングリングを操作しても無反応になる。完全電子マニュアル方式だからで、いまどきこんな“間抜けな”機構をそなえたEFレンズはないはず。だから85mmF1.2の全長を短くして収納しようとすると、そのたびに、カメラのメインスイッチをONにしてからレンズのAF/MF切り替えスイッチをMFにしてピントリングをくるくる回して無限遠距離にしなければならない。いやあ、これがめんどうなんですよ。

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