645D、無料貸し出し

ペンタックス・645D+FA645 80?160mmF4.5
 ペンタックスの645Dを2時間、借り出して自由に撮影(試写)ができる体験イベントが始まる。ペンタックスの太っ腹。本日、7月21日から日曜日の25日までで、場所は新宿にある「ペンタックス・フォーラム」。詳細はこちらにどうぞ。

 645Dは皆さんはよくご存じでしょうけれど約80万円もする「中判デジタルカメラ」である。興味はあるんだけど自分で試してみてからでないと手も足も出せない、と思っておられる人にはこれはいい機会ではないかと思う。2時間借り出して自由に使って、無料。大型カメラ量販店などでは店頭で“手にする”ことはできるが、「試し撮りしてみるからちょっと貸して」というわけにはいかない。かりに店頭で試してみることが可能で、メディアを自分で持っていって試写することができたとしても、むろん外に持ち出すことなんかできない。
 同じ悩みは交換レンズを購入するときもそうだ。いや交換レンズのほうがもっと悩みは深刻ではなかろうか。AのレンズとBのレンズを撮り比べてみて納得の上で購入するということは、現状では、よほどカメラ店と懇意でもないかぎり(それでも不可能に近いけど)それはできっこない。


 いま645Dの購入を考えている、という人でなくても ―― カメラボディだけで80万円もするんだもんね、ハナから諦めるよねフツーは ―― 中判デジタルカメラの“写り”に興味のある人には、たった2時間だけど、これは愉しめると思う。フィルム645のユーザーなら自分の使っている交換レンズを持っていってチェックしてみることもできる。フィルム67用の交換レンズでも(たぶん変換アダプターは用意してくれていると思うので)それを645Dにセットして試し撮りすることもできなくもない。

 ここで、余計ないことかもしれないが、645Dを借り出して試写してみるときの注意点をいくつか。
 645Dの「実力」をしっかりと確かめたいのであれば三脚を持参されるのがよろしいでしょう。三脚を使って低速シャッタースピードで撮影するときは、ぜひミラーアップ撮影したい。ミラーショックによるカメラブレを極力、避けるためだ。ケーブルレリーズまたはワイヤレスレリーズがあれば文句ないけど、なければ「2秒セルフタイマー」を使うこと。「2秒セルフ」ならミラーアップする必要はない。
 JEPGはむろん、ラージでファイン。JPEG+RAWで撮っておくことをすすめる。RAWはペンタックス独自の「PEF」と汎用RAWファイル形式の「DNG」があるが、ここは文句なしに「DNG」を選んで撮っておくこと。PEFは専用のRAW現像ソフト(製品に同梱)がないと処理ができないうえに、現像ソフトがあまりよろしくないのでおすすめできない。DNGファイルなら Photoshop などで現像処理することができるし、その仕上がり結果は専用ソフトよりもずっと良い。
 同時に借りるおすすめレンズや試写のための設定モードのハナシなど、もっともっとあるんだけど長くなるので、ま、本日はこのへんで。どうぞ愉しんできてください。

追伸
 ベルボンの三脚と専用のリモコンレリーズは貸し出し用として、数は限りがあるそうだけど用意してあるんだって。だから“手ぶら”で行けばいいってことですね。なお、撮影した画像を持って帰るには自分でSDカードは持っていく必要ありですよ。いくらなんでもペンタックスはソコまではやってくれんです。