顔キレイナビ

フジフィルム・FinePix S6000fd
 S6000fdは顔検出機能 (顔キレイナビ) 以外には、とくに「コレっ」といった特徴のあるカメラではないけれど、しかし、適度なボディサイズといい内蔵ズームレンズの使い勝手の良さといい、あれやこれや総合的に見てみると、とってもまとまりのいいカメラに仕上がっていると思う。こうしたレンズ固定式一眼タイプのカメラの中では“おすすめ度”はかなり高い。しいて気になる点と言えば、メカ的な手ブレ補正機構がないこと、記録メディアがxD-ピクチャーカードのみであること、だろうか。もしこのカメラに手ブレ補正機構 ―― CCDシフト方式でも、レンズシフト方式でも、ナンでも ―― を搭載していれば高感度とあわさって、まるで弁慶が機関銃を持ってるようなもんになるだろうに。フジは、そうした手ブレ補正の開発をだいぶ前から取り組んではいるようなのだが、ぐずぐずしてないでもうちょっと真剣になってがんばって欲しいと思う。xD-ピクチャーカードについては、フジはゼーッタイにやめるつもりはないようで、ぼくはそれはそれで (もうどーでも) イイけれど、この6000fdはxD-ピクチャーカードのシングルスロットではなくて、たとえばSDカードとのデュアルスロットにするとか、SDカードが憎くてそんなもん採用できるかッ、というならせめてCFカードのとのデュアルスロットにして欲しかったよなあ、じっさいS9000ではそうしてるじゃないかい…。


 顔キレイナビは、おもしろいねえ。もし機会があればカメラ屋さんの店頭で、ぜひ試してみるとよろしいぞ。ただ残念なことに、ぼくが使っているこのS6000fdは試作機初期のβ版のカメラであるためだろうか ―― あのパナソニックのできそこないのβ版カメラとは比べものにもならないけど ―― 動作がややもたついたところがあったり逆光で人物を撮影しても露出が人物中心にならなかったりヘンなところもあった。しかし、いままでの他メーカーの顔検出機能を備えたカメラに比べると顔の認識率やスピードは格段に優れていることはたしか。
 意外だったのはホンモノの人間の顔だけでなくポスターなどに写った顔も、雑誌に印刷された顔も、きちんと顔として認識することだった (こんなのべつに驚くに値しないのかなあ)。使用説明書 (これもβ版) によると顔キレイナビの苦手な被写体として、サングラス、めがねの人物などがリストアップされていたけれど、ぼくはめがねをかけているけれどきちんと検出していた。サングラスも薄い色のものならまったく問題なかった。この顔検出は「両目」を検出パラメータの重要部分に置いている。そこで、ウインクをしたり両目を閉じてみたりしたイジ悪いテストもしてみたけれど、少し迷うことはあったがかなりの確率で検出した。ただし手で片方の眼を覆うと確実に検出はできなくなるけどね。横顔も検出不能なことが多かったし、下を向いた顔もだめ (逆に上を向くとOK) 。横顔は45度ぐらいの角度でもだめだったなあ。

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