4つめのカメラユニット

リコー・GXR+GR LENS A12 28mmF2.5(ベータ版)
 GXRはカメラユニット交換式デジタルカメラ。レンズと撮像センサーが一体になった「カメラユニット」をカメラ操作部などを備えた「ボディ」に組み合わせて使用するスタイルである。カメラボディにレンズだけを取り付けて使用する従来のレンズ交換式デジタルカメラのスタイルとはそうとうに異なる。
 といったことは、ここを読んでくれてる人には(たぶん)承知も合点ものことと思うので、以下省略。

 この新型カメラユニットは、1230万画素のAPS-CサイズのCMOS撮像センサーと、28mm相当の画角のGR LENSを組み合わせている。レンズの良さがウリのユニット。ただし、ぼくが使ったのは製品前のベータ版である。だからAF駆動音がちょいとうるさかった。光学性能はまったくエクスキューズなし ―― 製品版よりもベータ版のほうが描写性能がいいこともある。そのせいか、写りは素晴らしくて(ボケ味がいいね)、じゅうぶんに堪能させてもらった。


 A12 28mmユニットは、「1230万画素APS-Cセンサー+50mm(相当)マクロ」、「1000万画素1/1.7型センサー+24?72mm(相当)ズーム」、「1000万画素1/2.3型センサー+28?300mm(相当)ズーム」に続く4つめとなるカメラユニットでもある。
 ところでGXRボディと組み合わせるユニットは、レンズと撮像センサーのカメラユニット以外の、たとえば小型プリンターとか小型スキャナーとか、その他あれやこれやも取り付けて使用することが可能である。これがGXRの大きなセールスポイントでもある。ということなのだが、まだ、その「新しいユニット」が出てくる気配がまったくないのも淋しい。
 もうそろそろ、なにかギョッとするようなユニットを発表してもいいころだぞ、リコー。

 いっぽうでリコーは、既存のレンズが取り付けられる「レンズマウントユニット」や、大型センサーとズームレンズを組み合わせた「カメラユニット」の発売を予定している、などと非公式に発表している。
 いや、この予定しているユニットにも充分に興味も期待もあるのだけど、しかしちょっと当たり前すぎやしないかな、リコー。