ぼくだって詳細は不明なのだけど

オリンパス・E-PL2+M.ZUIKO DIGITAL 9?18mmF4?5.6
 PENシリーズはどれもこれも似たようなもの、のように見えるけど、じつはそれぞれが微妙にかつ大胆に違う。その詳細はぼくもよくわからんのだけど、E-PL2についていえば、このPL2だけが「できること」というのがいくつかある。
 たとえば、撮影した画像をBluetoothを使ってスマートフォンに素早く転送できる機能(別売のPENPAL・PP-1が必要だし、転送できるスマートフォンはアンドロイドなどに限られiPhoneはだめ ―― これはオリンパスが“悪い”のではなくアップルのほうにその責任がありそう…いやはっきりしたことはわからん)、そのほかに、アートフィルターの一部のモードで“調子”が変えられたり、その撮影した画像に黒いフレームを付けるということもできる。

 さらに(以下はカタログを見ながら書いているが ―― ぼくだって新型カメラのスペックにそれほど詳しいわけじゃない)、顔検出AFよりもさらにピンポイント的に瞳にピントが合わせられる「瞳検出AF」の機能、ピント確認が容易にできるようにボディ背面に専用の「拡大ボタン」を採用、「SDHC/SDXC」のメディアに対応、USBコネクターに接続するリモートケーブルが使用可能、などなどがPENシリーズのなかでPL2だけの機能や機構、というわけ。

●訂正●E-PL2のリモートケーブル使用可能になった件ですが、じつは、PENシリーズの中ではE-P1/P2は使用可能で、E-PL1/PL1sが使用不可でした。上記の一部分を訂正します。つまりPENシリーズではPL1/PL1sの2機種“だけ”がリモートケーブルが使えなかったというわけです。それでユーザーからだいぶ文句があったようでE-PL2で“復活”させたみたい。物知りの方からご指摘を受けました。ありがとう。


 PL2の発表とほぼ当時にいくつかの“アクセサリー類”が発表になった。PENPAL(コミニケーションユニット、って言うんだって)のほかに、3種類のフロントコンバージョンレンズ、マクロアームライト・MAL-1というのがある。マクロアームライトはフレキシブルに自由自在に動かせる2本の“棒”の先端に高輝度LEDが埋め込まれたもので、そのライトを光源にして撮影ができるというもの。ホットシューに差し込んで、電源はカメラ側から供給。これはオモシロイもんでっせアンタ、ただし、ホットシューの脇に専用コネクタを備えていないE-P1やEシリーズのカメラでは使うことができまへん。

 フロントコンバージョンレンズはマクロ、ワイド、フィッシュアイの3種類があるが、これはPL2のキットレンズであるM.ZUIKO DIGITAL14?42mmの新型の「II」でないと使用できない。コミニケーションツールについては先ほど述べたようにPL2だけにしか使えない。
 このへんの「差別化」が、オリンパスはじつにアッサリしているというか思い切っているというか。アートフィルターの「ドラマチックトーン」だって、RAWで撮っておけばどのカメラだってやれるはずなのに、ドラマチックトーンに対応したカメラのRAWにしか対応していない。
 過去の製品との互換性、その他いろんな機器との互換性などに重きを置きすぎると新しいことができないのはわかる。そのためには、どこかできっぱりと腹をくくって突き進んでいかなければならない、というのもよくわかるんだけど、しかしちょっと“やり過ぎ”って感じもしなくないぞ。

 上の写真、アートフィルターの「ポップアート」の「I」を選び(調子の異なるIとIIがある)、フレームを選択して撮ったものだけど、ぎざぎざの黒いフレーム、わかるかな。