喪にふくす…

リコー・CX5
 都内は夜になると計画停電とはかかわりなく、あちこちで明りが減じられて薄暗い街になっています。走るクルマもめっきり少ない。六本木もそうでした。震災で亡くなられた人たちのことを思い街全体が喪にふくしているようでした。

 東京タワーもライトアップをやめているため、薄暗い街のなかにぼんやりと見えるだけでした。東京タワーを眺めていた六本木ヒルズあたりも、がらーんとして暗く人も少ない。夜空だけがやけに明るくて星がいっぱい見えました。
 震災に遭われた人たちのことを思うたびに、非力な自分が歯がゆく、なにができるのか、なにをすればいいのかと忸怩としています。


 CX5にはシーンモードの中に「夜景マルチショット」の撮影機能が入っています。CX3だったかCX4からだったろうか、搭載され始めた撮影機能で、夜景など暗いシーンを撮るときに手持ち撮影でもブレの少ない高画質な写真が撮れるというものです。手ブレするぎりぎりのシャッタースピード(約1/10秒ぐらい)で、数コマを高速連続撮影(つまり多重露出)、その画像を合成処理をして(比較的)ノイズの少ないブレの少ない写真に仕上げてます。

 その「夜景マルチショット」で手持ち撮影をしたのが、ライトダウンした東京タワーの上の写真です。連続撮影はほとんと“一瞬”ですが、やはり、しっかりとブラさないようにカメラを保持しながら撮影することは大事。なので、拡大してみると少しブレております。
 こうした高速連続撮影による撮影機能が可能になったのはCMOSセンサーならではのもので、他社のカメラにも採用され始めています。今後、こうした撮影機能はもっともっと発展し良くなっていくでしょう。