自社開発の外光パッシブAFユニット

リコー・CX5
 リコーが以前の機種で搭載していた外光パッシブAFのユニットは、部品メーカーから購入していたもの。それがある事情で入手できなくなった。じゃあ、ということでリコーはみずからユニットを作り、それをCX5に搭載した。そんな話を前にした。

 部品メーカーから購入していたユニットに使われているセンサーは「ラインセンサー」だった。今回、リコーが新規に作ったユニットのセンサーは「エリアセンサー」だという。
 ラインセンサーからエリアセンサーになったことで測距ポイントが“飛躍的”に増えた。正確な測距ポイントの数は言えないが、一桁から三桁ぐらいになった、と思ってもらえばいいだろう。


 いや、でも測距ポイントが増えたから、それで万々歳、というわけにはいかない。ここが難しいところ。得られた情報を“整理整頓”して素早く“正解”を算出するためのソフトは、情報の数が多ければ多いほど計算処理が厄介になってくる。そのソフトもちろんそれもリコーは自分たちで開発している。このソフトが難しい。

 CX5を使ってみると、そのへんの、ま、なんといいましょうか、ソフトがまだまだ完成域に達していないような、そんな感じがしないでもない。でも、こうしたソフトは日々努力(と、ひらめき)で俄然と良くなるもので、それに大いに期待したいわけですよ、ぼくとしては。

 ところで先日、開発発表をしたGXRの「Mマウントユニット」に使用しているシャッター(たぶん、フォーカルプレーンシャッター)は、これまたリコーが自社で設計開発したものらしいのだ。外光パッシブAFユニットといい、そのフォーカルプレーンシャッターといい、リコーはまるで“自給自足”の体制にはいらんとしているようで、いやあ、おもしろいおもしろい。

 CX5とまったく関係ないけど、本日のPhoto、なんだかわかりますか? ここへ行ったことある人いますか? わかった人、twitter にでもどうぞ。