Adobe RGB対応

キヤノン・EOS-1Ds Mark2 + シグマ・MACRO70mmF2.8 EX DG
 開放絞り値から解像描写力は秀逸。画面周辺部までシャープで切れ味もコントラストも良い。ただ、逆光になるといささかコントラストが悪くなり黒の締まりが落ちるのが ―― これはシグマのレンズの以前からの“持病”みたいなもんで根本的な改善を望みたいねえ ―― あいかわらず、このレンズにも少し見られた。フレアーなのかなあ。まったく同じ条件でタムロンのSP90mmF2.8 Diマクロと比べてみても黒の締まりにちょっと違いが見える。しかしこの点を除けば、ほぼ満点に近いレンズだと思う。70mmという焦点距離もフルサイズで使いやすく、なぜいままでこのへんの焦点距離のマクロレンズがなかったのか不思議だった。画角が1.5倍になるデジタル一眼と組み合わせると、焦点距離がぴったり“105mm”相当の画角になるというのもおもしろい。ただ、付属のレンズフードが短いような気もするんだけどなあ、70mmでも。たとえばAPS-Cサイズデジタル一眼にしか使わない、ってな人のために“105mm相当”用の特別フードも用意してあるといいかもね。


 PC用のディスプレイモニタの話だけど、ぼくは長く使い慣れた21インチのCRTをメインにして、その横に20インチのLCDを並べてデュアル表示で使っている。画像のチェックはもっぱらCRTでおこない、LCDで見ることはほとんどない。その画像チェック用のCRTは“時代モノ”と言っていいほど古いのだが、長年にわたってたくさんの画像を見てきた。なので、知らず知らずのうちに自分の眼がオートキャリブレーションできるようになってきて、その古いCRT画面を見ただけでかなり正確に画像の判断ができる(と、自分では思っている)。でも、いつまでもこんないい加減なアナログ的な画像チェックをしていちゃあイカンなあ、とは感じてるのだが、気に入ったディスプレイがなかなか見当たらない。いいなあ、と思えばべらぼうに高価…。
 そんなおりに、エポックメーキングな液晶ディスプレイがこの秋に発売されるとのニュースを知った。Adobe RGBの広い色域に対応した20インチモニタがこの秋、サムスンから発売されることになった。そのディスプレイを見せてもらったのだけど、同じ画像を通常のsRGBモニタと比べてみると、まるで別世界。我が愛着あるCRTディスプレイなんぞゴミだね。いや、なんといってもその価格が衝撃的。詳細については今月号の「デジタルフォト」(9月号)にスクープ記事として載っているのでそれを買って読んでみるといいのだけど、Adobe RGB対応でですよ、1600×1200dotの解像度で、16万円ぐらいとのことで、いままでのAdobe RGB対応のディスプレイ (欲しかったのだ) が安くても50万円以上もしていたことを考えると、こりゃあスゴいことです。
 われら写真をやるモノにとっての、sRGBに対してAdobe RGB対応のディスプレイの「効用と必要性」については、話せばキリがないので省略…。

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