キムタク登用

ニコン・D80 + AF-S DX 18?135mmF3.5?5.6G
 先日、このD80とソニーのα100と、そしてEOS Kiss DXの1000万画素3機種を“とっかえひっかえ”テストをやったんだけど、いやあ、ニコンが威張るだけあってファインダーの見え具合はダントツによかった。他機種を大急ぎで“とっかえひっかえ”して使ってみると、理屈では見えてこないその違いがハッキリとしてきておもしろい。D80の魅力はいくつかあるとは思うけれど、ぼくはこのファインダーの見え具合の良さを高く評価したい。そして、シャッターを切ったときの“確実感 ―― 写っていると安心できる信頼感” ―― もまたニコンのカメラの特徴のひとつで、もちろんD80にそれが充分に感じられる。大人っぽいカメラ、とでも言えばいいのだろうか、だからユーザーの年齢層はどうしても高くなってしまうのは、こりゃあしょうがないよなあ、とも思う。いや、Kiss DXやα100がこどもっぽいという意味ではなくて ―― だからそれはそれでとっても魅力的なカメラに仕上がっているんだけど ―― なんて言えばいいかなあ、D80はカメラとしての基本性能で、どんっ、と腰が据わった感じがするのだ。

 (ところで、パナソニックの、あのデジタル一眼レフカメラもどきなんぞは、このD80とは比べものにならないし ―― 同じデジタル一眼だといって比べるだけでもD80がかわいそう ―― Kiss DXやα100ともデキがぜんぜん違う。L1なんぞに比べると、比べちゃあいけないのだけど、D80やKiss DXやα100はじつに良くできた安心できるカメラだ。…それにしてもL1てのは“不出来”なカメラですね。あの例の、ぼくが使った「β版」から、きちんと改善改良されて発売されるだろうと期待してんだけれど、製品版を見たら、なんだなんだ、そっくり「β版」のままじゃあないか、驚いた、笑っちゃった)


 ハナシ変わって以下、ニコンの人から聞いたD80にまつわる、ちょっとおもしろいハナシ。
 D80のデジタルライブという催し物を東京を皮切りにニコンが全国あちこちでやってるんだけど、そこにやってくる“古くからのニコンファン”らしき人が、「ニコンがどうしてキムタクなんぞをD80のイメージキャラクターに使ったりするんだっ、ニコンはあんなチャラチャラしたイメージじゃないだろっ」と文句を言うんだって、怒るんだって。文句を言うのは、きまってオジサン。いやあ、この話をきいて、ぼくは正直、のけぞりました。じょうーだんかと思いましたけど、でも、ホントなんだって。ぼくは、同じオジサン世代として恥ずかしいよ。少し哀しい。
 いいじゃあないか。ニコンがD80のイメージキャラクターにキムタクを登用したことは、ぼくは“快挙”だと考えている(ニコンのせっぱ詰まった気分も伝わってはくるけれど)。そのTV-CFもポスターもよくできてるし、そのTV-CFやポスターがあちこちで露出されることで、ニコンそのものに古くから染みついたオジサン的価値観が見直され、考え直されるきっかけとなれば、それはとってもいいことじゃあないかと思う。キムタクの登場はユーザーに向けてよりも、ニコン自身に対してのインパクトがあるんじゃないか。
 それにしても、ニコン社内にしぶく生きている口うるさい“小姑”たちよりも、社外の“ニコン小姑”のほうがずっとタチが悪いよねえ。

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