盛りだくさんの機能や機構

オリンパス・E-P3+M.ZUIKO DIGITAL 14~150mmF4~5.6 ED

 E-P3には新しい機能や機構が盛りだくさん。にもかかわらず、初代のE-P1の良きトレンドを守りつつ、新しい時代のデジタルカメラに仕上げている。そのE-P3の特長を「簡単に」述べることは大変に難しい。以下、公表されていることだけに限定して羅列しておく ―― たぶん、読んでいくと途中で飽きてしまう、と思う。

 E-P1、E-P2の流れを受け継ぐフルメタルボディ。それらのボディデザインを崩すことなく内蔵ストロボを組み込んでいる。ボディグリップを着脱式にする。グリップがあるほうがホールディング性は良いが、しかしグリップレスにすると見違えるようにすっきりとしたボディスタイルになる。ボディカラーはシルバー、ブラック、ホワイトの3色。文句なしにシルバーがぼくは好き。

 AFの測距スピードが高速になった。たぶん、コントラストAFでは最速だろう。AFの測距ポイントが35点になり、測距エリアもワイドになった。そのほかのAFの機能として、フルタイムAF、顔検出AFのみならず左右どちらかの瞳を決めてピントを合わせる瞳検出AF、性能を飛躍的に向上させた追尾AF(トラッキングAF)。いまさら、と少し不思議な感じもするが、PENシリーズでは初めてのAF補助光機構を搭載。とにかく、AFは速い。


 画像処理エンジンに新・TruePic 6を採用。撮像センサーは、画素数やパナソニック製であることなど従来型と同じである。約1230万画素のLive MOSセンサーだが、オリンパス独自のカスタマイズがされた新型(と、いうことになっている)。これに加えて、ファインディテール処理の技術とリアルカラーテクノロジーを組み合わせて、さらに高解像、高画質に。最高ISO感度をISO12800に。従来からある逆光補正機能のSAT(シャドー・アジャストメント・テクノロジー)を大幅に進化させたASAT(アドバンスド・シャドー・アジャストメント・テクノロジー)に進化させる。このASATは設定がめちゃくちゃめんどうだけど、注目。

 タッチパネル式の3.0型有機EL液晶モニター。アスペクト比は3:2。61万ドットであるがVGA液晶の92万ドットに相当する高精細。ライブビュー専用の画像処理コアを搭載するなどしてモニター画像の表示速度を高速にしたり、ライン読み出し方を工夫してEVFの見え具合を飛躍的に向上させた。ぼくは、このためE-P3ではEVFを常用していた。
 タッチパネル機能を利用したタッチシャッター、AFポイント選択、AFポイント拡大、再生画像送り、拡大再生など。従来はiAUTOのみで使用可能だったライブガイドがP/A/Sモードでも可能となり、さらにタッチパネル操作に対応。こうなると予想してたぞ、オレは。

 アートフィルター10種類に加えて、バリエーション、アートエフェクトも選べるようにした。アートフィルターブラケットの機能を使えば、ワンショットですべてのアートフィルターがイッキ撮影できる。AVCHDのフルHD動画(1080i)やMotion-JPEGのHD動画(720p)が可能。カメラ内蔵のマイクでステレオ録音可能。…といった具合です。