アートフィルター・ライトトーン(LIGHT TONE)

オリンパス・E-P3+M.ZUIKO DIGITAL ED 12mmF2

 E-P3の高ISO感度の画質比較をE-P1やE-P2とやってみた。その結果を見て少し驚いた。ノイズレベルでISO感度比較すると約1段または1.5段の違いがあった。つまり、P1/P2のISO1600の画質が、P3ならISO3200からISO4500ぐらいに相当する画質だった。
 少し改良が加えられているとはいえ、P2とP3の撮像センサーは基本的には“同じ”もの。どちらも約1230万画素のLive MOSセンサーである。

 高感度画質が向上したのは、画像処理エンジン(TruePic 6)やらノイズ低減のアルゴリズムや周辺回路部の改良などなど進化によるものだろう。
 かくかくしかじかE-P3の画質は旧型に比べると相当に良くはなっているのだが、でも、ぼくにはE-5の画質のほうが“一枚上”のような気がする。たぶん、レンズのせいではないかと思うのだけど、じつのところよくわからん。

 もし、E-P3をカメラ店などの店頭で試す機会があったら、ぜひ試してみて欲しいのは、液晶モニターの表示の色あいが変更できる機能だ。


 E-P3は有機EL液晶モニターを採用している。有機ELモニターは、ややハデに見えすぎるという“欠点”がある。モニターを見てるぶんにはキレいで愉しいのだが、パソコン画面でその写真を見ると「えっ」と言うほど色あいが違って見えることがある。
 その違いを直すためにハデな「VIVID」(初期設定)とPC画面に近い「NATURAL」に切り替えられる機能を持っている。いかにもオリンパスらしい。それを、いっぺん試してみたらおもしろでしょう、という話。ちなみに、ぼくは「NATURAL」で使ってました。XZ-1にも、この機能が欲しいなあ…。

 もう1つ、オリンパスが画質面で胸を張っているのが逆光自動補正のASATである。従来のSATを大幅に改良して、うん、これが良く効きます。逆光シーンだけでなくハイコントラストな被写体でも効果てきめん。ニコンのアクティブD-ライティングに似た機能だ。ただし、まだ未完成なところもあって、シーンによっては「やり過ぎだよ」と感じることもなくもなかった。
 これも店頭でぜひ試してみることをおすすめしたいが、PENシリーズを使い込んだことのない人には、このASATのON/OFFをどこでやったらいいのか、まずわからないと思う。その設定方法を「発見」したら、胸を張って威張っていい。オリンパスPENマイスターになれるぞ。