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フジのデジタルカメラ

富士フイルム・X10

 今年の春に発売を始めたX100は、発売開始とともに、ファインダーが傾いた不良品が出たり、カメラの底部にたわみがあって“座り”の悪い機種が出たり、東日本大震災で生産工場が大ダメージを受けたり、と苦労と苦難の連続だった。それでも「予想以上の好調な売れ行き」だったそうで、発売から6ヶ月で約7万台を売り「今年度中には10万台を目標にしている(古森社長)」と、先日のX10の記者発表会で言っていた。

 驚いたのはX100のユーザーのうち女性が占める割合が大変に高いことだった。フジが発表したユーザー調査では、男性が58%、女性はといえば42%だという。あのクラシカルなスタイルの、単焦点レンズ内蔵の、決して小型でも軽量でもなく、安くもないカメラを、多くの女性が購入して使っているというのが、ぼくはびっくりでありました。
 いやでも思い起こしてみれば、今年2月のCP+、フジのブースでのX100のタッチアンドトライに若い女性が長い行列に何人も並んでいるのを見たときから、どうもヘンだなあ、と感じてはいた。



 とにかく、X100の“成功”のおかげで「Xシリーズ」を本格的にスターができた、と言ってもよく、もし、X100が“不成功”だったとすれば、X10も、そして来年春に発売予定のミラーレースタイプのレンズ交換式一眼システムカメラもなかっただろう。
 じつは ―― いまだから言えることだけど ―― 昨年のある時期に、X100の試作機種を見せられたときに「このカメラが売れてくれればレンズ交換式のカメラに挑戦ができるんですよ」と、とある関係者がぼくにポツリと語っていた。

 フジのデジタルカメラを設計、製造、販売をおこなっている電子映像事業部の本部長に樋口さん(元フジノンー富士写真光機ー社長)がやってきてから、フジのデジタルカメラづくりの姿勢が大いに違ってきた。
 それまでは、どちらかと言えば、“恐る恐る”カメラを作って売ってきた時期が長かったのに、たぶん樋口さんが仕掛け人なんだろうけど、“勇猛果敢”にカメラを企画し作るようになってきた。まさに、いけいけどんどん、といった感じなのだ。レンズをできるだけ「自前で」調達するようにして、そのレンズがとても良かったこと。カメラの企画が時代にマッチしたのか、作ったカメラがワールドワイドで売り上げをぐんぐんと伸ばしたこと。

 こうした「成功」の中で、新しく高級、クラシカル、高品質指向のXシリーズを始め、その第一弾がX100。それに続く第二弾が、そう、X10だというわけであります。というわけでX10については後日、ということで。

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