次号の「デジタルカメラマガジン」

ソニー・NEX-7+タムロン・18~200mmF3.5~6.3 Di III VC

 次号、12月19日発売の「デジタルカメラマガジン」誌で、レンズ交換式のデジタルカメラメーカーの“キーマン”に直撃インタビュー、その記事が掲載される。オリンパス、キヤノン、富士フイルム、ニコン、ペンタックス、ソニー、シグマ、リコーの8社で、インタビュー相手は社長や本部長や企画部長など各メーカーの、コンパクトカメラやレンズを含めてカメラづくりの将来を見通してコントロールしている人たち。インタビュー内容は大変に濃いものだった。スクープ、と言えるような話もたくさん聞けた。
 ただし、このインタビューのメンバーの中で、パナソニックだけがどうしてもスケジュールの都合がつかず参加してもらえなかったのが、唯一の残念ごとだった。

 昨年も、デジタルカメラマン誌で同様のインタビュー企画をやったのだが、その時は、将来デジタルカメラはどのようになっていくのだろうか、といった“だいぶ先”の話をテーマにしていた。今年も、当初は、同じように数年先の“夢”のようなことを語ってもらおうとインタビューに挑んだのだけど、どうも勝手が違う。反応、というかノリがいまいちだった。
 よくよく考えてみれば、各メーカーとも3月の大震災や原発事故の影響を強く受け、さらに、それからようやく立ち直りかけたとたんにタイの洪水被害だった。とくにタイの洪水の影響は各メーカーとも甚大で、今日明日をどうするか、と差し迫った課題や難題に直面している真っ最中だった。のほほんと将来の夢などを語っている状況ではなかった。


 そこで急遽、インタビュー内容を方向転換。来年または再来年にどんな新製品を発表しようとしているのか、どんな新製品の開発を企てているのか、とごくごく近々の製品の話題を中心にすえることにした。
 むろんこうした「新製品」の話題はアンタッチャブルで、とても話に乗ってもらえないと覚悟してはいたのだが、その“予想”を大きく裏切って各メーカーとも大胆かつ踏み込んだ話をどしどししてくれた。同席していた広報の担当者の顔色が変わっているのがちらちらと見え隠れしていたメーカーもあった。

 来年に発表予定の「新製品」のコンセプトや狙い、そして具体的な内容まで話してくれたメーカーもあり(残念だけど、あまりにも生々しかったのと、広報ストップで掲載不可)、ええっ、そこまで話してもいいの、とこちらが心配するほどだった。
 かなり抽象的、婉曲な言い回しをしている人もいたが、もろもろの少し知識があれば「新製品」の様子がはっきりと見えてくる ―― 少なくともぼくには「ピン」と来たけれど ―― そんなインタビューだった。たぶん、苦しい2011年を振り返って、来年こそは元気になろう、とハッパをかけて大サービスしてくれたのだと思う。
 デジタルカメラの将来の姿、各カメラメーカーの写真に対する考え方、近いうちに出てくるかもしれない「新製品」のことなどについて興味のある人は、じっくりと読んでみると(きっと)おもしろいでしょう。