オリンパスの電動ズームレンズ

オリンパス・E-P3+M.ZUIKO DIGITAL ED12ー50mmF3.5ー5.6 F3.5~6.3 EZ

 あけましておめでとうございますなんて言いながらフジの例のX-Pro1を見るためだけに大急ぎでラスベガスに行って帰ってくるなどどたばたしていてはっと気がつくともう1月も半ばではないですかというわけでみなさんごぶさたでありました。


 レンズ名のオシリに付いている「EZ」は Electric Zoom の略で、つまり電動ズームであることを示している。ズームリングを前後させると電動ズーム(E-Zoom)と手動ズーム(M-Zoom)が切り替わる。ズーミングはズームリングをそのまま回転させればいい。電動ズームのズーミングスピードは3段階。ズームリングの回転角度でスピードをコントロールする。これ以上の説明はイラんと思うけど、ズームリングをギューッと強く回すとスピードアップして、軽く小さく回転するとゆっくりとズームする、ということです。

 むろん電動ズームは、このようにスピード可変式のほうがイイに決まっている。コンパクトカメラの電動ズームも、中にはこうした可変式がなくもないが、しかし多くはシングルスピード、つまりズーミングスピードは一定のものばかり。ぼくはこれがキライだ、大キライ。ゆっくりとズーミングして丁寧にフレーミングしようとしても、ガガーッツと、ズームして狙った位置に止まってくれない。まったくぅ、デリカシーもナニもあったもんじゃない。
 その点、この12ー50mmズームはスピード可変式だから指先の微妙なコントロールのコツさえマスターすればスピードが自在にできる(慣れるまでちょっとタイヘンだけどね)。


 電動ズームの操作フィーリングはいいんだけど、もう1つの手動ズームのズーミング感触がよろしくない。コリゴリッ、ザラザラッとした妙な引っかかり感が指先に伝わってくる。コレ、きっと、キライな人いるだろうなあ。
 ガラス板を金属で擦ったときにキューッツと音がして、その音を聞くまでもなく想像しただけでゾゾゲ(鳥肌、のことね)がたってしまう人もいますから手動ズーミングしただけで、あ、こらあアカン、と。そうゆー人は、ぜひ電動ズームのほうでお使いくださいと、オリンパスは言っていませんけど。

 ズーム操作でもう1つ気になるのは、ズーミングしたときの焦点距離がさっぱり不明であること。変化する焦点距離の数値表示が、なーんにもないのだよ。あるのは、鏡筒に小さい文字で「 ← TELE」、「WIDE → 」の指標があるだけだ。かりにですぞ、50mm相当の画角で撮ろう、と決心しても、このズームレンズではナンの手がかりも指示もないからどーしようもない。液晶モニター画面に焦点距離が出てくるんじゃないか、とそう思うでしょう、でも出ない。不親切だよね、まったくぅ。

(^。^) ごめん。液晶モニター画面にちっちゃく焦点距離数値がでます。先ほど発見。ただし、すぐに消えちゃう。詳しい話は明日にでも。


 開放F値も決して明るくない(いまどきの、このクラスのズームとしては暗いほうだ)。細いズームだけど決して短くはない(コンパクトズームとは言い難い)。で、このズーム、写りもたいしたことないんじゃないかと思ってたんだけど、いやいや、それがデリカシーのないごりごりズーム感触とは大違いで、シャープで解像感もありクリアーでヌケも良い。おおっ、アンタ良く写るじゃないの、と、少し感心。