今日は話があちこちに跳ねてしまった

リコー・GXR+RICOH LENS A16 24-85mmF3.5-5.5
 GXRの「カメラユニット」の焦点距離は、すべて35mm判での画角に相当する換算焦点距離である。カメラユニットは(前回も説明したが)、撮像センサーとレンズが一体化していて撮像センサーのサイズもまちまち。ユーザーがわかりやすいように35mm判相当の焦点距離で統一している。いい決断だ。

 しかしこのことを、ワケのわからんトンチンカンが、実焦点距離を明記すべきだとかナンとか言っているのを聞いたことがあるが、あの、ミラーレス一眼の名称うんぬんにイチャモンをつけているのと同じ、大変にレベル低い話であります。どーでもいいじゃないかソンなこと、と思いませんか。
 ぼくなんか、山田希美男さんと呼ばれようが田中久美夫さんと呼ばれようが ―― 実際、面と向かってそう呼ばれたことは何度かあったし、その名前でメールがくることも少なからずあった ―― しかし、ぼくはぜーんぜん気にしないし、目くじら立てて「違いますよっ」とシラケることは言わない。ぼくのことを言ってるつもりが「山田久美夫くん」と混同してるんだな、と思ってればそれですむことだ。

 うーむ、ハナシがまた、ふらふらと横道に逸れてしまう。まるで徘徊老人。そういえば、先日のCP+でのハナシも、制限時間がキツク決められているからして、ついいつものように本題からふらふら離れてしまうことのないように、そこに神経を使いすぎてぐったり疲れてしまったのだけど。


 GXRのカメラユニットには、すでに「RICOH LENS S10 24-70mmF2.5ー4.4 VC」というのがあって、画角だけを見ればこのA16とほとんど同じ。せっかく新しいカメラユニットを作るんだったら、ここまでソックリな焦点(画角)域でなくてもよかったのではないかと、そこもちょっと不思議だった。

 そのS10は1/1.7型CCDを使っていて、そしてセンサーシフト方式の手ブレ補正の機構(VC)も組み込まれている。ところで、A16だとかA12とか、S10やP10の記号の意味するところはというと、「A」はAPS-Cサイズ相当の撮像センサーで、「S」はスモールセンサー、「P」はさらに小さなピコ(プチ)センサーの意味をあらわし、「16」は約1600万画素、「12」は約1200万画素、「10」は約1000万画素のこと。であるからして、「A16」はAPS-Cサイズ相当の撮像センサーで約1600万画素、ということになる。S10と決定的に違うのはココなのだ。おおっ、もう1つあった。VC、つまり手ブレ補正がカメラユニット内にあるか、ないか。S10にはあって、A16にはそれがない。

 で、そのA16とS10とを撮り比べてみたのだが、レンズ描写や撮像センサーサイズうんぬんよりも、画素数の違いが明確に出ていた。むろん言うまでもなくA16のほうが高解像力で高画質だった。「画質」がよかったことの理由は次回に説明予定。あたりまえだけど高ISO感度の画質もだいぶ違いましたね。