初体験、ミニ撮影ツアー参加

ニコン・D7000+TAMRON 18-270mmF3.5-6.3 Di II

 二日ほど前のことだけど、いわゆる「撮影ツアー」ってものに初めて参加してきた。本日のブログはその体験談であります。
 インプレスの『GANREF(ガンレフ)』が主催しておこなっている『GANREF・被写体別ワークショップ』というのがそれ。撮影テーマ別にプロ写真家が撮影の案内や撮影指導などをおこなってくれる日帰りのツアーだ。さらに、ご丁寧にも、後日に写真の講評会まで設定している。
 今回ぼくが“参加”したのは風景写真家の萩原史郎さんと萩原俊哉さんのご兄弟二人が案内してくれる冬景色撮影ツアー。ぼくにとっては史郎さんも俊哉さんも旧知の間柄。だから気楽で愉しいツアーだった(めちゃくちゃ寒いのがツラかったけど)。

 雪景色を見て、その写真が撮りたかった。これがツアー参加を申し込んだぼくのいちばんの理由。偶然あるところで史郎さん俊哉さんに、ソンなことを話していたら「こんなのがあるよ」と教えてもらったのがコトの始まり。
 このツアーは、朝、新宿に集合して貸し切りバスで「現地」まで連れて行ってくれる。撮影場所は、軽井沢周辺の凍りついた滝や、雪の野原や林。そこに着けばあとは史郎さんや俊哉さんが撮影ポイントまで案内してくれる。“手取り足取り”撮影の指導をしてくれる。撮影が終われば、再び新宿まで送り届けてくれる。ぼくにとっちゃあ、もう、まったくお大尽になったかのような至れり尽くせり。


 この日のGANREF撮影ツアーは、参加者に対しての史郎さんと俊哉さんの親切さもさることながら、同行したGANREF編集部のスタッフも、あらゆる点で気配り心配りが満点だった。ぼくは体験してみて一日中、そのことに感心しまくりだった。
 参加費用は交通費込み、撮影案内兼指導付きでですよ、16,800円(食事なしだが傷害保険付き)。もし、ぼくが一人で雪と氷の軽井沢の山奥にクルマを運転して行くことを考えれば、この内容で、この費用は破格に安いと思う。なにしろ、行き帰りのバスの中で大好きなビールも飲める…ふっふっふっ。

 参加者は15名ほどで、うち女性が5~6名だった。全員がめちゃくちゃ元気で、半分凍った川の中に入って三脚を立てる、雪の上に腹ばいになって撮影するのを、軟弱モノのぼくは唖然として見ておりました。粉雪の舞う夕暮れ時の嬬恋の丘はマイナス15度以下でした、その中で1時間以上も全員が撮影を続けている(ぼくも、だけど)。

 それにしても、この日のGANREF撮影ツアー、めんどうを見ているスタッフも史郎さんも俊哉さんも、手間がかかり気を使うワリにその“見返り”はほとんどない、と思う。ハナからそういったことを求めていないようにも見える。いくつかのカメラメーカーも、ユーザーサービスのひとつとしてこうした撮影イベントをおこなっている。しかし、大量のカメラを作り売って儲けている一部のメーカーが、ほとんど関心を示そうともしていないのを見るにつけ、ユーザーサービスとか写真文化をどう考えているんだろうかと、そこが常々ぼくは不満で理解できないことだった。
 そんなことをウエブマガジンの「GANREF」や写真家が定期的に行い、何げないふりをして写真文化に貢献していたということに驚かざるを得ない。

 というわけで、史郎さんと俊哉さんの「GANREF撮影ワークショップ」は次回、4月ごろに桜の撮影ツアーを予定しているそうです。ぜひ、一度参加してみてはいかがでしょうか。