レンズはもっともっと良くなるだろう

ソニー・DSC-RX1

 一日、二日過ぎただけで"昨年"ということになってしまうけど、昨年2012年もまた、たくさんのカメラやレンズを使って、そして写真を撮った。たくさん撮る、と言ったけど、ぼくはそれほどたくさんのショット数を撮るわけではない。でも、一年間を通してシャッターを押してないなんて日はたぶん一日もなかったと思うほどよく撮っていた。
 ぽちっぽちっ、かしゃかしゃとカメラを替えレンズを替えて(ついでに気分も替えて) ―― だから毎日見ているものでも、とっても新鮮に見えることがある ―― 飽きもせずシャッターを切っていたから、画像ファイルだけで一年にだいたい1.5から2TBのハードディスクがいっぱいになる(しかし同業者の中ではきっと少ないほうだろう)。

 ところで、近々、2~3ヶ月のあいだに限定するけれど、実際に使って撮影した新型のカメラやレンズを印象に残ってるものだけをざーっと…。

 オリンパスはE-PL5、E-PM2、17mmF1.8、XZ-2、プラスして新型ではないけどあれこれ(コンパクトカメラあまり使ってないなあ)。キヤノンはEOS-1D X(ニコンD4を抜いたような気もする)、G15、SX50 HS、S110、EOS 60D、24~70mmF2.8 II(写りはピカイチだんとつ)、24~70mmF4(写りもいいし機能もいい)、その他あれこれ。カシオはZR1000ぐらいか、こりゃちょっとさみしい。サムスンはEX2F(国内未発売)。ソニーはα99、NEXー6、NEXー5R、35mmF1.8、24mmF1.8、10ー18mmF4、RX1(これについてのコメントはいずれあらためて)、そのほか現行機種あれこれ(ソニーも最近コンパクトカメラ使ってないなあ)。シグマは35mmF1.4ぐらいか(今月から来月だな新製品は)。


 タムロンは90mmF2.8 MACRO、70~200mmF2.8(これ、すばらしく写りの良いレンズ)。トキナーは最近はなし。ニコンはD600(2ヶ月以上前か)、D5200(いいね、このカメラ)、レンズはあれこれありすぎて忘れた(コンパクトは数機種だけ)。富士フイルムはX-E1(ぼくにはX-Pro1より好印象だった)、18ー55mmF2.8~4.0、XF1(いいねえ)。ペンタックスリコーはQ10(1月中旬に解説書を出版予定)、06ズーム、KマウントアダプターQ(おもしろい)、645D用90mmF2.8 MACRO(すばらしいレンズなのでいずれゆっくり話したい)。パナソニックはGH3(大きさに驚いたなあ)、35ー100mmF2.8(開放での描写がいい)、LX7(予想以上の写りの良さ)。ライカはX2、Mモノクローム(B&Wの写真の良さを思い出させてくれた)。

 こうしてリストアップしてみると、最近に限定とはいえ、思っていた以上に数が少なかったなあ(もっと使っていたような気もしていたのに)。しかし、このほかにも、新製品ではないカメラやレンズをいっぱい、まだ話ができないカメラやレンズもいくつかあるからなあ。

 昨年を振り返えると、レンズの性能が相当に良くなってきている印象をぼくは強く受けた。カメラの進化よりもレンズの進化のほうが著しい。レンズの設計品質、生産品質(部材と製造)、検査品質がここ数年、飛躍的に向上しているからだろう。レンズはもっともっと良くなっていくだろうし、さらに、レンズの足らざるところをデジタル画像処理技術で補っていくことで写真の「高画質化」はさらに進んでいくだろう。