正月そうそうからコムツカしい話になったけど

ペンタックスリコー・PENTAX Q10+03 FISH-EYE

 前回の(昨日の)ブログで、説明不足だったかな、と思う点がふたつあった。ひとつはレンズ名称、もうひとつはTAVモード。これらについて少し説明をして補足しておきたい。

 PENTAX Q/Q10の交換レンズは、「01 なんたらかんたら」、「02 どうのこうのズーム」といった具合に漠然とした名称になっていて、一般のレンズ名称と違って焦点距離も開放F値も明記されていない。なぜレンズ名称に焦点距離と開放F値を明記しないのか、ぼくにもその理由がいまいち不明なのだけど しかし、レンズそのものにはフル名称で記されている。
 たとえば、それぞれのレンズ鏡筒には、01レンズでは「smc PENTAX 1:1.9 8.5mm AL IF」、02レンズには「smc PENTAX 1:2.8-4.5 5-15mm ED AL IF」とはっきりと焦点距離も開放F値も書いてある。ところがレンズの"正式名称"にはそれがない。正式なレンズ名称は、01レンズが「01 スタンダード プライム」レンズで、02レンズは「02 スタンダード ズーム」レンズである。

 たぶん、これはぼくの想像であるが、開放F値はともかく焦点距離の「8.5mm」とか「5mm」、「15mm」と明記したところで画角がいったいどれくらいなのかピンとこない、じゃあ、理屈っぽい数値なんか省略しちゃえ、ということになったのか、どうか。


 と、ここまで書いて、結局、レンズ名称のかんじんのところのナゾがわからず、説明にも解説にもゼンゼンなってないことに気づいた(すまん、今度ペンタックスリコーに聞いておく)。

 ところで、Q/Q10に使用されている撮像センサーは1/2.3型で、たとえば焦点距離「8.5mm」の01レンズは35mm判換算での画角はどれくらいかといえば、その焦点距離に5.5倍を掛ければよい。つまり「8.5×5.5=46.75」ということで約47mm相当の標準画角になる。
 ただしPENTAX Qが発売されたときにペンタックスは(まだペンタックスリコーではなかったころ)、将来のQのシリーズ機種には1/2.3型以外のサイズの異なったセンサーを使用する可能性もある、という意味のことを言っていたので(いくらなんでも2/3型ってことはあり得ないと思うけど)、そうなると01レンズの画角は47mm相当ではなくなってしまう。

 さて、もうひとつのTAVモードだけど、これはペンタックス独特の撮影モードで(K10Dからだったかな)、自分が決めた絞り値とシャッタースピード値を保持したまま、被写体の明るさが少し変化しても適正露出で撮影が続けられる自動撮影モードである。シーンの明るさに応じてISO感度を自動的に変化させることで適正露出値をキープしようとするものだ。デジタルカメラならではの露出モードで、ISO感度の画質的許容範囲が広がったことを利用した新しい自動露出モードであるとも言える。

 ペンタックスの多くの一眼レフカメラにはこの撮影モードが搭載されいるのだが、Q10ではモードダイヤルはあるのだがTAVポジションがない。そこでマニュアル露出モードとオートISO感度モードを組み合わせることでTAVモードを実現させたというわけだ(Qでも、ファームウエアのアップデートなどでコレができるようになるのか、それは不明)。