ISO感度ダイヤル

キヤノン・PowerShot G7
 電子部品いっぱいのデジタルカメラにアナログ的機械的な操作部や表示部をどれだけ取り入れて、いかにも“カメラふう”に仕上げるか工夫するかが、とくに高級志向と趣味性の強い機種には必要不可欠のようです。たとえばエプソンのR-D1や、(ちょっとコケてしまいましたけど)パナソニックのL1、そして来月発売になるライカのM8などです。リコーのGR DIGITALなんかも、こうしたアナログチックなイメージを感じさせるデジタルカメラと言えるでしょうか。
 で、このG7です。キヤノンとしては“精いっぱい”アナログ的クラシックカメラふうカメラに仕上げたつもりなんでしょうけれど、その意気込みはあまり伝わってきません。やっぱりデジタルカメラです(当たり前だけど)。アナログ的操作部とデジタル的操作部が混在していてかなり複雑になっていますから、デジタルカメラの知識を持ち、その操作にそこそこ慣れている人でないと使いこなしが難しいカメラでしょうね、きっと。


 でもしかし、デジタルカメラをばりばり使いこなしてきたような人にとっては、とっても良くできたデジタルカメラだと感じることでしょう。ぼくは好きですね、このカメラ。仕上げもうまい(さすがキヤノンです)、操作性もワルくはない(ちょっと戸惑うこともありますけど)、機能も充実(ISも顔認識も6倍ズームも内蔵)、写りもイイ(レンズ描写がよろしい)です。持ってみればわかりますが、ずしりっ、とした重さを感じます。だからこの持った重さだけで、おおっ高級カメラっ、といったいった好印象を受けるかもしれません。さらに、ボディサイズがコンパクトで、その狭いスペースにダイヤルやボタンなどの操作部が所狭しとあちこちに配置されているため、とっても“凝縮された精密さ”も感じるかもしれません。
 使ってみてぼくがもっとも感心したことは(使い心地がよかったのは)、ボディ上部の左側に配置されたISO感度設定ダイヤルでした。ペンタックスのK10DもそうですがキヤノンもまたデジタルカメラにとってISO感度の重要性をよく知っているようです。これからのデジタルカメラはISO感度の機能をいかにウマく活用していくかということはとっても大事なことになっていくように思えます。

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CANON PowerShot G7 のレビュー・記事リンク集:製品レビュー追加

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