マジックフィルター

オリンパス・STYLUS TG-2 Tough

 防水機能が15メートルまで。水中深度15メートルまで潜って撮影することはめったにないだろうけど、それぐらいの水圧にも耐えられる防水機能を備えているということ。耐衝撃性が2.1メートルからの落下まで。とうぜんながら「打ち所」が悪かったり落下させた地面の状態によっては壊れることもなくもない。耐低温性がマイナス10度Cまで。つまりTG-2が凍って氷で覆われた状態でも撮影ができるということかな。耐荷重性能が100キログラムまで。ということはよほど太ったお相撲さんでなければカメラの上に乗っても壊れない? そして、防塵機能もGPS機能も備えている。

 つまり、とても強靱な性能を備えたカメラなのだが、外観からはそれをあまり感じさせないデザインと大きさ重さ、撮影機能を持っているので、まったくナンの抵抗もなく街歩きスナップにも日常的にも携行できるし、ぼくは実際、そうして使っている。
 むろん、TG-2がどれだけマッチョなカメラだいったところで、わざと落としたり水没させたり踏んづけたりなんてばかなことはしない。ごくごくフツーに大切に扱っているが「安心感」が他のカメラを使うときとゼンゼン違う。


 前回のブログでも述べたが、TG-2の大きな特長の1つとしてスーパーマクロ(最短でレンズ前面から1センチまでの距離でAF可能)のモードでズーミングができるようになったこと。ワーキングディスタンスがほとんどナイに等しいからライティングに工夫する必要はあるが、ごくごく手軽に「異次元世界」が体験できる魅力は大きい。静止画だけでなく動画撮影もできるってことも愉しい。ただし、デジタルズームしたりするとピント合わせは、AFで便利だとはいえ相当にムツカシイ。
 ちなみにこの4カットの写真は、スーパーマクロ最短約1センチで千円札の野口英世の眼あたりを、「ワイド端」、「テレ端」、そして「8倍超解像デジタルズーム端」、「14倍デジタルズーム端」でクローズアップ撮影したもの。手元の千円札と見比べてみるといいだろう。さぁどーだっ(と、威張ることもないが)。

 もう1つ、愉しい撮影機能に「マジックフィルター」がある。前モデルのTG-1にも搭載されていた撮影モードだけど「ランダムタイル」だ。これ、おもしろい。撮影した画面がランダムなカタチのタイル状に48分割される、いや、ただそれだけなんだけど、意外性があっておもしろい。タイルのカタチが撮るたびに違うというのもイイ。
 ただしこのマジックフィルターモードは、どれも必ずストロボ自動発光にセットされる。発光をOFFにしても、電源を切るとすっかり忘れてしまう。これが困った。(あ、いま思いだしたけど「ミラー」のフィルターモードもおもしろかったぞ)