ストロボがフラッシュになったこと

ペンタックスリコー・PENTAX Q7+02 STANDARD ZOOM

 Qシリーズ共通の「撮って楽しい」機能として各種の画像調整仕上げモードがある。撮影前に選択し設定するものとして、スマートエフェクト(9種類)、デジタルフィルター(11種類)があり、撮影後の画像(JPEG)に調整して仕上げるものとして、デジタルフィルター(19種類)がある。撮影前設定/撮影後設定のデジタルフィルターの中には一部、共通のものもある。

 こんどQ7では、カメラ内RAW現像処理をするときに撮影前設定のデジタルフィルターもチョイスできるようになった。K-5 II/K-5 IIsにも備わっていない新しい機能。つまり、RAWで撮っておけば「雅・MIYABI」とか「鮮やか」などのカスタムイメージで画像調整したのちにデジタルフィルター処理を「重ねがけ」することもできるのだ。

 ついでに、ぼくのわがままな望みを言えば、撮影後設定の19種類のデジタルフィルターすべてや、9種類のスマートエフェクトなど、なんでもかんでもカメラ内RAW現像で処理可能になればいいのだけど、そりゃあ高望みすぎるか。


 Q/Q10からQ7になって60項目以上の進化点、改良点があったわけだが、それらの中で「おっ」と興味をひいたことが1つあった。

 ペンタックスはずーっと「ストロボ」と言ってきたのだけど、このQ7から「フラッシュ」と言い換えるようになった。メニューやカタログなどすべて「フラッシュ」になっている。理由はリコーが「フラッシュ」と言ってきたため、ペンタックスリコーイメージングとなってリコーの呼び方にならうようにしたというわけだ。

 ところで以下はQ7と関係ない話だけど、ニコンではカメラ内蔵のものは「内蔵フラッシュ」、外部取り付け型のものを「スピードライト(Speedlight)」とよんでいる。キヤノンでは「内蔵ストロボ」、外付けを「スピードライト(Speedlite)」 ―― スペルが異なることに注目 ―― とよぶ。オリンパスは「内蔵フラッシュ」、外付けを「エレクトロニックフラッシュ」とよんでいる。
 「ストロボ」はストロボリサーチ社の登録商標だったけど、だいぶ前にその権利は切れているからストロボと言っても差し支えない。なお、その登録したときは「Strob」、しかし英語で正しいスペルは「Strobe」となる。ということを、ナニかで読んだことがあるのだけど、ぼくの記憶違いかもしれない。