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超望遠はいいんだけどフレーミングが難しいぞ

ソニー・DSC-HX50V

 HX50Vの内蔵ズームレンズは24~720mm相当をカバーする光学式30倍である。フラットスタイルのコンパクトカメラとしては、ズーム比30倍はトップクラスだろう(他社のライバル機種のほとんどはズーム比はほぼ20倍程度)。開放F値はF3.5~6.3で、レンズシフト式の手ブレ補正を内蔵している。イメージセンサーは1/2.3型で、約2040万画素である。ぼくは高画素が「好き」だから、このコンパクトカメラには興味津々、魅力一杯。

 光学式30倍に加えて、いわゆるデジタルズームをプラスすれば最大で120倍にもなる。24mm×120倍=2880mm相当。このときの画像サイズは約2040万画素のまま。もし、10MPサイズなら170倍=4080mm相当、5MPサイズなら約240倍=5760mm相当、VGAサイズなら約324倍=7776mm相当という"とほうもない"ズーム倍率になり(結局は部分トリミングしていることになるのだけど)さらに超々望遠撮影ができる。

 しかし、とはいっても…。約5700mmとか7700mm相当ともなると(ここまでの焦点距離になるとほとんど"宇宙的画角"だ)、小さなカメラを背面のモニター画面を見ながら手持ちで狙ったところにピントを合わせて撮影することはほとんど不可能に近い。画面があまりにもふらふらして定まらない。


 カメラをしっかりと固定する三脚でも使わないことには、確実なフレーミングもなにもできやしない。その約7700mm相当の超々望遠でなくても、光学20倍(720mm相当)でもよほど望遠撮影に慣れてないと使いこなすのは相当に難しいだろう。ライブビュー状態での手ブレ補正の表示アルゴリズムを改善する必要があるように思う。

 ところでHX50Vには2つの"デジタルズーム"がある。1つは全画素超解像ズームでこれだと約60倍に、もう1つは一般的なデジタルズームでこれなら120倍になる。どちらも20MPのフル画像サイズ。通常の使用上では全画素超解像ズームを選んでおくのがおすすめ。

 HX50Vを使って感心したのは光学ズーム域での画質と、全画素超解像ズームの画質だった。高倍率ズームレンズの描写性能が予想以上に良かったことにも感心した。
 そりゃあもちろんピクセル等倍(やそれ以上)で見たりすれば"ツッコミどころ一杯"の画像ではあろうが、通常一般のサイズにプリントするぶんにはじゅうぶんな画質ではないだろうか。オーバー2000万画素もの高画素のその「メリット」である解像力が良い方向に働いているようにも感じられた。

 こうしたデジタルズームの画質に"文句"があるのであれば使わなければいいだけだ ―― ぼくは、これなら積極的に使ってみよう、と考えを改めたけど ―― 。そのデジタルズーム画質だけを取り上げてカメラそのものを全否定するというのは筋違いも甚だしいと思うぞ(画素数が多くなることもそうだけど)。

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