E-M1の回折ほけ補正、その1

オリンパス・OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL12~40mmF2.8




 だいぶ前の twitter で少しコメントしたことだけど、このE-M1には回折ぼけを補正する機能が盛り込まれている。回折ぼけを補正する機能をカメラの中にはじめて搭載したのは富士フイルムのX100Sである。カメラ以外の一般的なソフトではキヤノンのDigital Photo Professional(DPP)に採用されているデジタルレンズオプティマイザがある。これは大変に優れた機能なのだが残念ながらカメラ内には搭載されていない。

 こうした回折ぼけ補正はレンズのさまざまな情報 ―― 絞り値や撮影距離、ズームなら焦点距離でどのような、どれくらいの回折現象が発生するかを数値化した情報 ―― が必要となる。その情報をもとに回折現象でぼけた(コントラストの低下した)画像を画像処理で補正するものである。

 回折ぼけ補正の手法にはいろんな方法があるようだが、現在おもなものとしてデコンボリューション技術の応用、レンズMTFのコントラスト特性の最適化技術の応用などがある。デコンボリューション技術は富士フイルムが採用(これははっきりと認めている)、MTFコントラスト特性技術はE-M1に採用されているようだ(オリンパスは明確に公表していない)。キヤノンのデジタルレンズオプティマイザについては(以前、質問したことがあるが)ノーコメントがキヤノンの回答。

 それはともかくとして、E-M1の回折ぼけ補正が"意外なほど(驚くほど)"効果がある、ということを言いたかったのだが長くなるので次回だ。