E-M1の回折ほけ補正、その3

オリンパス・OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL12~40mmF2.8

 今日、天野祐吉さんが亡くなったとの報せを受けて驚いた。今年の春に島森路子さんが亡くなって、つづけての訃報にいささかショック。というのもぼくと二人との付き合いはとても長く「広告批評」が創刊される前からだ。「広告批評」はプレ創刊号のころからずっと長い期間、特集インタビューのときにはぼくが人物撮影を担当してきた。
 だいぶ前に「広告批評」も休刊になり島森さん、天野さんが亡くなり、ぼくにとっての"ひとつの時代"が終わったかんじがする。



 さて、少し間があいてしまったが、オリンパス・E-M1の回折ぼけ補正のつづき。

 結論を言えば、E-M1の画質は従来のE、PEN、OM-Dのシリーズから「2段階ぐらい」いっきに向上した印象だ。
 その理由をオリンパスは、今度のE-M1では光学ローパスフィルターをなくしたせいで画質が向上したと言っているようだが ―― それはウソ、だいぶ前の機種から光学ローパスフィルターはこっそりなくしている ―― ま、それはともかくとして、E-M1の画質向上の最大の要因は、新しい画像処理エンジンを採用してそこに回折ぼけ補正(だけでなく他の新技術も加わっている)などのおかげである。

 とくにF5.6あたりから1段、2段、3段と絞り込んだときの画質が、たとえばE-M5とまったく同条件で撮り比べてみると"歴然"とその差がわかる。どちらも同じ約1600万画素なのに解像感がまるで別もので、E-M1の切れ味の良い画質を見れば"サルでも驚く"はずだ。