今年こそ、キヤノンに期待したい

キヤノン・EOS M2+EF-S18~55mmF3.5~5.6 IS STM

 1月4日からの写真展、13日に終了しました。おいでいただいた方々、ありがとうございました。幾人かの人たちと、愉しいお話しもできました。
 次回は、大幅に趣向を変えた新しいスタイルの写真展を企画していますので(予定)、そのときにはまた、おいでください。




 昨年、2013年のキヤノンはちょっと"元気"がなかったなあ。
 新製品として発売されたカメラとしては(レンズ交換式のカメラだが)、EOS Kiss7と7i、そしてEOS 70D、EOS M2……ぐらいか。年末のどさくさ時期にEOS Kiss7のホワイトバージョンが発表されて、それが話題になった程度で終わったのは、「今年こそっ」とキヤノンに期待していたぼくとしてはちょいと淋しい。

 70Dはせっかくの像面位相差AFセンサー(デュアルピクセルCMOS)の「実力」を充分に発揮していないのが不満だし ―― 例のキヤノンの"出し惜しみ"とは思いたくないけど ―― 、M2もまた、やや肩すかしを食らったようなカメラと言えなくもない。これじゃ、安くなっ
た旧型EOS Mを買ったほうがいいぐらいで、いや実際に、M2の発表前にMを購入して大喜びしてる人もいるようだ。
 「キヤノン、どーしたんだよっ、もっとガンバレよ」と言いたくもなるじゃないか。

 M2はMのモデルチェンジだけど、なぜ、もう少し大幅な思い切ったチェンジをしなかったのだろうか、それが不思議、わからない。
 (1) AFの高速化、(2) AF測距エリアの拡大、(3) Wi-Fi対応、(4) 動画撮影機能の充実、(5) 小型軽量化、これらがM2のMからの進化ポイントなのだが、どれもこれもキヤノンらしい独自性が見あたらないのが残念。

 とはいえ、でもM2とMとを同時に使ってみて「おっ」と感心したことは ―― AFじゃないぞ、AFスピードはM2もMも実写上、差らしいものが感じられないぐらい(ぼくがドンカンなのか…) ―― 撮影直後の画面ブラックアウトがM2ではほとんどなくなったことだろうか。このブラックアウトがなくなったことが、体感上、M2を使ってのいちばん「ヨクナッタなあ」と感じた点。