パンチ力の弱い25mmF1.8

オリンパス・OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL25mmF1.8

 後日、説明するつもりだけど、E-M10の撮影機能の中では「手持ち夜景」モードと「ライブコンポジット」撮影モードがおもしろい。誰にでも夜景がきれいに写せるライブコンポジット(比較明合成)は、オリンパスのカメラではこのM10のみの撮影機能である。手持ち夜景モードも同じくコンポジット(画像合成)処理を利用したもので、こちらは大変に将来性のある撮影機能だと思う。



 OM-D E-M10の発表は1月末、発売は先月、2月の後半だったが、同時にちょっと注目しておきたい「レンズやアクセサリー類」もいくつか発表、発売された。
 レンズは、(1) F値の明るい単焦点レンズのシリーズに新しく加わった「25mmF1.8」と、(2) M10のキットレンズでもある薄型パンケーキタイプの電動式ズーム「14~42mmF3.5~5.6 EZ」と、それに加えて(3) 超薄型魚眼キャップレンズの3種類である。
 アクセサリー類には、(4) 新パンケーキ電動ズームレンズ用の自動開閉式レンズキャップ、(5) M10用のワンタッチ着脱式専用グリップ、そして(6) クローズアップレンズ(マクロコンバーターレンズ)などである。

 25mmF1.8レンズはフルサイズ判換算で50mm相当画角の標準レンズである。描写性能は解像力も充分にあって決して悪くはないのだが飛びきりイイというわけでもなく、なんとなく印象の薄い、自己主張の弱い感じのするレンズだ。
 F1.8というありふれた開放F値ではなく、F1.4とか、いいやF1.2だったらどれだけインパクトがあっただろうかと思う。一眼レフ用のレンズよりもミラーレス用レンズのほうが、より大口径レンズを設計しやすいはずだが、なぜかオリンパスは"F1.8"にこだわり続けているような気もしないでもない。もう一歩、踏み込んでほしかった。