贅沢な"おもちゃ"フィッシュアイレンズ

オリンパス・OM-D E-M10+フィッシュアイ・ボディキャップレンズ




 ボディキャップの代用にもなる「交換レンズ」として薄型の15mmF8(BCL-1580)がオリンパスにはあるが、それと同じコンセプトで作られたのが、このフィッシュアイ・ボディキャップレンズBCL-0980(9mmF8)である。
 対角線魚眼の"おもちゃ"レンズ。いや、おもちゃレンズのワリには、非球面レンズを2枚使った4群5枚構成の贅沢なレンズである。だから価格1万2千円。
 画角は約140度で最短撮影距離は約20センチ。ピント合わせはもちろんMF。小さなレバーを操作してピントを合わせる。無限遠と最短20センチと、そのあいだいに(約3メートル)の指標がある。

 魚眼レンズだから深いパーンフォーカスを利用すればピント合わせに神経質になるこもない …… とワカったようなことをいっちゃいけない。
 この魚眼レンズ、ピント合わせをぞんざいにやると、それなりの"安っぽいおもちゃレンズ"の写りしかしない。ところが、モニター表示拡大モードなどを利用して丁寧にピントを合わせて撮ってやれば、そこそこの、まあまあの写りをする。
 とくに、1メートル以近あたりを写すときは、ちっちゃくて操作しにくいピントレバーだけれど、モニター画面を拡大して丁寧にピントを合わせてやると「ほほーっ」と感心する写りをする(と、言ってもタカがしれてるけれど)。

 対角線魚眼レンズは撮影シーンと使いこなしに少し工夫すれば、魚眼レンズ特有の強烈な歪みを目立たせずに超広角写真が撮れる。