あほみたいな話

オリンパス・OM-D E-M10+マクロコンバーター+MZ 60mmF2.8 MACRO

 どうもイカンなあ、つい忙しさにまぎれてブログの更新が滞ってしまう。で、もう一日だけオリンパスのE-M10のつづき。




 いや、このカメラはなかなかオモシロくて(そして、よくできてる)、さらに同時に発売されたレンズやアクセサリー類にも「おやっ」と思わせるものもいくつかあって話が尽きない。
 そのひとつがマクロコンバーターレンズ(MCON-P02)。クローズアップレンズである。レンズ先端部に取り付けることでマスターレンズの最短撮影距離を縮めて、より大きく拡大して写せるアタッチメントレンズ。レンズの前部に取り付けることからフロントコンバージョンレンズの一種となる。

 最短撮影距離が短くなって拡大撮影ができるが、レンズ後部に取り付けるリアコンバーター(リアコンバージョンレンズ)と違って露出補正の必要がなく、そのぶん、より手軽にクローズアップ撮影が愉しめるアクセサリーだというわけ。
 なお、14~43mmF3.5~5.6標準ズームレンズに、このマクロコンバーターを取り付けるとマスターレンズの最短距離25センチが18センチまで縮まる。本格的マクロ撮影とまではいかないが、簡易的マクロ撮影ぐらいならできる。小さな薄いクローズアップレンズだ。

 このマクロコンバーターには標準で、フィルター径37mmと46mmのレンズに使用できるようにステップアップリングがセットになっている。使用できる交換レンズは14~43mmズームのほか、12mmF2、17mmF1.8、25mmF1.8、45mmF1.8などである。
 ところが不思議なことに、フィルター径46mmの60mmF2.8 MACROレンズが「使用可能」なレンズにリストアップされていない。取り付けることができるのに、マクロコンバーターレンズが「使えない」ってのはまったくもって合点がいかない。なぜだろうか。

 そこで、実際に取り付けて使ってみた。
 ナンの問題もなく使えるじゃないか。きちんと、クローズアップ撮影もできる。60mmMacroは、いわゆる"1:1の等倍"撮影ができるのだが、クローズアップレンズを使えばさらに拡大撮影ができる。ピントも合わせることができる。写った画像になんの文句もない。しかし、オリンパスは使っちゃだめと言っている。
 使えない理由はなんだろうか。
 理由を聞いて唖然とした。なんと、60mmMacroレンズにマクロコンバーターレンズを取り付けて、太陽に向けてしばらく放置しておくとレンズ内部に焦点が結ばれて焼ける、というか焦げる、かもしれない、という。

 つまり、ですね、レンズキャップもせずに正確に太陽の方向に向けて、一定時間、固定したままにしておくと ―― そんなことをする人いるのかねえ ―― 「事故」がおこるかもしれない。
 ただその理由だけで(それ以外、なんの支障もない)オリンパスとしては60mmMacroレンズを使用レンズのリストから除外しているということのようだ。あほみたいな話ですなあ。