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キヤノン用ニコン用の同時発売

キヤノン・EOS 5D Mark III+タムロン・28~300mmF3.5~6.3 Di VC PZD(Model A010)

 この28~300mmが使える一眼レフカメラはニコンD、キヤノンEOS、そしてソニーαである。ニコン用とキヤノン用はすでに同時発売されたがソニー用は「順次発売予定」となっている。発売日は未定。ペンタックス用の予定はなし。
 いずれにしても、今の処はペンタックスの一眼レフにはフルサイズ判カメラがないから、この28~300mmのペンタックス用レンズをタムロンが発売しても、タムロンにもペンタックスユーザーにもあまり有り難みはない。ただしペンタックスフルサイズカメラの臭いはぷんぷんとするし、リコーイメージングはやる気まんまんみたいだし…。

 それよりもAPS-C判用の16~300mmのペンタックス用を用意してくれたほうがいいとは思うのだが、しかし、どんな理由があるのかないのかタムロンはペンタックス用を作らない。いや、このちょっと話は、フルサイズもそうだけどデリケートなんでこのへんでやめておこう。
 さて、と、ソニーαボディにはカメラ内に手ぶれ補正機構を備えているので、それと干渉しないようにソニー用の28~300mmは、他のタムロンのソニー用レンズと同じようにレンズ内VC(手ぶれ補正)機構を取り除いたタイプになる。




 タムロンは以前からだけど、キヤノン用が先行発売され、その後しばらくしてからニコン用の発売というスタイルがずっと続いていた。たとえば最近の話では、150~600mmのキヤノン用レンズが昨年の12月に発売されたのだが、ニコン用がそれよりもだいぶ遅れて今年の4月にようやく発売。ニコンユーザーからはだいぶ不満があったらしい。その反省もあってか、この28~300mmも、APS-C判用の16~300mmもタムロンとしては久しぶりの「同時発売」となった。

 キヤノン用もニコン用も、ソニー用も、マウント周りを変更すればいいだけなんだろうから同時に発売すりゃいいじゃないか、と考える人がきっといると思うけど、いやいや、じつはそんなカンタンなもんではないのだ。

 タムロンの機構設計(鏡枠設計)を担当しているある技術者が、「キヤノン用とニコン用に対応させようとすると、スペックの違う新しい2本のレンズを設計するのと同じくらいパワーが必要になるんですよ…」と言っていたほどやっかいなことらしい。ニコンのマウントのほうがキヤノンのそれよりもだいぶ小さいし内部機構もニコンのほうが複雑なためもあって、設計者からすればキヤノン用とニコン用を比べれば「文句なしにニコン用が難しいです」と。そんなこんなで、いままでは、キヤノン用を先行させ、その後、じっくりと"難物ニコン用"に取りかかって、それで遅くなっていたようだ。

 しかし、それではイカンだろう、ということで、「これからはキヤノン用、ニコン用の同時発売を目指そう」とタムロン社内で決めたみたい(ソニー用はちょっと横に置いておいて)。

 ぼくは今回の28~300mmDiと16~300mmDi IIのキヤノン用ニコン用の同時発売を見て、ああタムロンもようやくユーザーの立場を考えるようになったんだなあ、と感じた。
 それまでのタムロンはといえば、うーんナンと言えばいいか、自分たちの仕事の進捗都合だけを考えて「ガンバッテやってるんだもん、遅れてもしょうがないじゃないか」とアマエたところがなくもなかった。それが今回から「同時発売」になった。たったそれだけのことだけど、これでタムロンは一歩も二歩も成長した、と思うなあ。

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