一家に一台ほしいカメラ

オリンパス・STYLUS TG-3 Tough

 愉しいカメラだ。便利なカメラだ。頼りがいのあるカメラだ。
 こういったカメラこそ「一家に一台」ほしい。小さなこどもがいてもいなくても、誰でもが手にして、撮りたいときにすぐ撮れる、すぐに持って出かけられる、家の中でそんな場所に置いておくといい。
 家族のカメラ。皆んなのカメラ。




 水に濡れてもいい、汚れたら水道水で洗えばいい ―― 水中15メートルまでの防水性能。落としても壊れない ―― 高さ3メートルからの耐落下衝撃性。踏み台がわりにもなる ―― 耐荷重100キログラム。冷凍庫で冷やしておくこともできる ―― そんなバカなことする人はいないだろうけど、耐低温動作保証マイナス10度。
 言いすぎだけど、「壊そうと思っても壊れない」カメラ。

 コンクリートや岩の上に落とせば、少しキズがついたりヘコんだりするかもしれない。よほど打ち所が悪ければ話は別だろうけど(たとえば尖った岩のところに、運悪くレンズや液晶画面がぶつかったとか)、そうでなければ、そのまま使い続けることができる。
 まさか意図して石の上に落としたり泥の中に突っ込んだり、手荒く扱ったりする人はいないだろうけど、かりにそうなったとしても壊れないという「安心」が保証されている。それだけでも気分はぜんぜん違う。

 モノを荒っぽく扱う小さなこどもでも(こどもってガサツだからね、だからこどもなので、それでイイのだ)大人の小言を聞かなくてもいいし、自由自在闊達わがままにカメラを扱ってもいい。
 それに、このTG-3にはこどもが喜びそうな(大人でもフルに愉しめるけど)機能が備わっている。超マクロ撮影が可能な「顕微鏡モード」である。レンズ面から被写体まで1センチの至近でAF撮影ができる。ここでズーミング、さらにデジタルズームをすれば、まるで高倍率のルーペで見ているような世界が手軽に撮影できる。

 このとき、ぜひ別売のLEDライトガイド(LG-1、約5500円)と一緒に使うことをおすすめしたい。通常のマクロ撮影でも困るのはライティング。照明が難しい。平面の被写体に密着して撮ろうとすれば、周囲がどれだけ明るくても光はほとんど入ってこない。ライトガイドを使えば被写体に密着させたまま照明付きで撮影ができる。
 ライトガイドはリングライトになっていて、それをレンズ周りにワンタッチ装着すれば、あとは自動的にLED照明されて無影撮影ができる。ストロボのような瞬間光でなく定常光だから超クローズアップの動画撮影だってできる。スローモーション動画撮影だってできる。
 一家に一台、どうですか。