前日の訂正、などなど

カシオ・EX-FR10

 前日のこのブログで、「FR10は防塵"防滴"カメラで、"防水"カメラとは言えない…」というようなことを書いたけど、これ正しくないです。訂正します。
 スペック表を読み直してみると、カメラ部もコントローラ部も「IPX6/IPX7」と書いてあって、表の下の方に小さな文字で次のような付帯説明(但し書き)があった。「常温で、水道水、かつ静水の水深1mの水槽に本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、カメラとしての性能維持できる」と。

 そもそも防滴/防水の「IPX」の検証基準というのがじつに曖昧で(IPX6と7が併記してあるのもそのせい)、だから防滴または防水性能を備えたカメラであってもIPXがいくつであるかを明言しないメーカーもある。
 ま、それはともかくとして、上の但し書きによれば、静かにゆっくりと水深1m程度ぐらいなら水中に入れてもだいじょうぶ、ただし、荒っぽく水中に沈めたり強い流れのある渓流などで使用することは保証の限りではないということ。たった水深1mではあるけど水中撮影ができることは(条件付だけど)保証している。

 というわけで、FR10は「防滴」よりもクラスが上の「防水(耐水)」性能を備えたカメラの部類に入るわけで、ぼくの誤解でありました、すまんでした。




 上の写真は、FR10で撮影した画像を自動的に選んでレイアウトして1枚の写真に仕上げてくれる「ハイライトフォト」の機能を使ったもの(ナンだかなあ…というデキだけど)。このほか、静止画と動画を組み合わせて音楽付きのショートムービーを作ってくれる「ハイライトムービー」の機能もある。スマートフォンのアプリを使えば同じようなことができるじゃないか、と言われそうだけど、でも、スマートフォンを使わなくてもできる、ってことがミソじゃないかなあ。

 FR10はこんなふうに3つにばらして使うこともできる。レンズ部をフレーム枠から外すと、まるでソニーのレンズスタイルカメラQXシリーズのようでもある。レンズ部にはメインスイッチ、静止画シャッターボタン、動画スタートボタンがあるので、それ単独で撮影することもできる。メモリーカード(microSD)もカメラ部のほうにセットする。
 むろん、Bluetoothを使ってコントローラ部のモニター画面を見ながら撮影することもできるけど、このカメラ部にはWi-Fiの機能も入っているのでスマートフォンの画面を見ながら撮影することもできる。

 FR10のほんらいの使い方は、Bluetoothを使ってのカメラ部とコントローラ部の"連携"である。FR10ではBluetoothとWi-Fiが「排他的」な関係にあるり、かつWi-Fiは「二次的」な使用になるので、とスマートフォンで使おうとすると少し厄介な操作を強いられるし、その時にはコントローラ部の使用はまったくできなくなる。

 アクションカメラでもありレンズスタイルカメラでもある新しいコンセプトのおもしろいカメラなんだけど、うまい活用方法が見つからないのが ━━ 昨日も言ったけど ━━ そこがナンとももどかしい。
 「ほら、おもしろいカメラを用意したからね、あとは自分たちで使い方や愉しみ方を考えてみなさいよ」、とカシオに言われているような気もしないでもない。いい使い方のアイディアが浮かばないぼくのせいなのかもしれないけど。
 わがままを言うようだけど、カシオにはFR10の使いこなし方や愉しみ方の具体例をもっと出してほしかったなあ。