PENTAX一眼レフカメラの中で画質はトップ

リコーイメージング・PENTAX・K-S1+DA 35mmF2 AL




 一眼レフカメラは ━━ ミラーレスカメラもそうだが、いま、どのメーカーもとにかく「小さく軽く」することを最優先(とはちょっと言い過ぎだけど)にしているような、そんな気もする。「小さく軽く」を優先するために、カメラにとって大切な機能や機構が、省略または"二の次"になってしまう、なんてこともなくもない。

 このK-S1だって、少しでも「小さく軽く」するを優先させたために、防塵防滴の機構を入れなかったみたい。もちろん、コストダウンして、より低価格のカメラを作るという重要な目的もあったのだろうけど、それはそれとして、防塵防滴の機能を入れたからといって、はたしてカメラがどれほ「大きく重く」なったか、大いに疑問だなあ。

 ミラーレスカメラはともかくとして、一眼レフカメラは少しぐらい「大きく重く」ても、ぼくはへいちゃらだ。ミラーレスカメラではなく一眼レフカメラを使うときは、それなりの「覚悟」をして使っていますからね、ぼくの場合だけど。それに、少し大きく重めのレンズをセットしたらボディの「小さく軽く」なんてどこかに吹っ飛んでしまう。「小さく軽く」よりも「機能と機構」のほうを一眼レフカメラには求めたいですね。

 いや、そんな年寄りの愚痴のような話はさておいて、このK-S1、画質がいいのに驚いた。とくに高感度画質がいい。画質は、645Zは別格として、現行のPENTAX一眼レフカメラの中では文句なしのトップ。
 なにげなしにK-3と高ISO感度で撮り比べてみたんだけど、K-3が大好きなぼくとしては「ああ、撮り比べなんかするんじゃなかった…」と、高感度画質を見てK-3にすっかり落胆してしまった。高ISO感度のノイズは、K-S1とK-3とでは感度比較で「約1.5EV」ほどの差があった。

 PENTAX一眼レフはもともと色ノイズが少なく、ノイズ処理がうまくてそれほど解像感が損なわれないのだけど、K-S1はそのへんの画像処理が一段あるいは二段ぐらいレベルアップした印象だ。
 K-S1、素晴らしい高感度画質ですぞ。