メニュー画面文字の書体が新しくなった

リコーイメージング・PENTAX・K-S1+DA 35mmF2 AL

 本日、10月10日配信(第25号)の@niftyメールマガジン「明日からの写真術」は、60周年を迎えたライカM型のデジタルカメラの新製品と画期的な提案(600台限定のLEICA M Edition 60のコンセプトに注目)や、いま各社のカメラ内でやっているレンズ補正の画像処理について考察、そして、うまくなるための「カメラ基礎講座」は第6回目、誰でもが知っているようでじつは知らない露出モードのあれこれについて。




 ローパスフィルターを外しても、偽色やモアレを大幅に目立たなくできるローパスセレクターの機構をこのK-S1にも組み込んでいる。K-3で始めて搭載された、解像感を落とさずに偽色モアレを目立たなくする画期的な機構である。K-S1のローパスセレクターは「OFFとON(タイプ1と2)」の3パターンが選べるのもK-3と同じである。
 以下、どーでもイイ話だけど、ローパスセレクターONにしてシャッターを切ったときに、イメージセンサーが一瞬だけ高速円運動する。そのときに「ポッ」というかすかな音がする(K-3はよく注意して聞けばわかる)。ところがK-S1では、シャッター音がとても賑やかなので(つまり、音が大きいために)ローパスセレクターの「ポッ」の音がまったく聞こえない。K-S1のシャッター音が大きく聞こえるのは防塵防滴仕様でないために、隙間から音が漏れるからだろう。
 いやでも、久しぶりですよ、こんなに元気で賑やかなシャッター音のカメラは…。

 K-S1の、なんと言っても最大の「特徴」はLEDイルミネーション(そうだ、ノーベル賞の青色LEDも使ってる)。メインスイッチをONにするとグリップ部やボディ背面の操作ダイヤル部がLED照明される。LEDを照明に使うわけではないが、光るカメラ。
 初めて見た時 ━━ ウソでもおべんちゃらでもなく、おっいいじゃないか、と好印象だった。光っては困るときや、いやだなあと思ったら消すことができるんだし、ぼくはこんなカメラもアリだと思う。
 K-S1はちゃらちゃら色っぽく光るだけが取り柄のカメラではない。視野率はなにげなく100%だしISO感度はK-3と同じくISO100~51200までで画質もいい。

 ところで、K-S1を使った人は、メニュー画面文字のフォント(書体)がいままでのKシリーズなどと違っているのに気づいただろうか。
 K-S1のフォントは、以前のリコーのカメラに使われていたもので(現GRのフォント)、これがとてもいい。それに比べ、ペンタックスのフォントは、線が太くてボテッとした印象で、メニュー画面を見るたびに、うーんナンとかしてくれよ、と思っていた。ペンタックスとリコーが一緒になったとき、すぐに「リコーのフォントを使ってちょうだいよ」と言い続けてきて、ようやくK-S1で実を結んだ。
 新しいフォントは(いやリコーがずっと使ってきたフォントだから「新しい」わけじゃないけど)、線が細くてシャープでくっきりとしてとても見やすいし読みやすい。ただ、文字サイズはもう少し小さくしてもよかったかも。

 他社のカメラでフォントがきれいだなあと感心するのはキヤノンのEOSシリーズですね。あのフォントはぼくは好きだなあ。文字の大きさもちょうどいい。文字サイズといえば、オリンパスは小さすぎるし、ニコンは大きすぎるなあ。