X-T1グラファイトシルバーエディション

富士フイルム・X-T1グラファイトシルバーエディション + XF56mmF1.2 R APD

 約一ヶ月ぶりの再開。長い留守でした。

 ブラックモデルだけのX-T1にシルバーモデルが加わった。グラファイトシルバーエディション(Graphite Silver Edition)という長い名称が付く。略号はなし。限定販売ではないがブラックに比べて2万円強ほど高い。
 グラファイトとは黒鉛のこと。その黒い鉱物を写真で見ると光のあった部分が銀色に光っている。X-T1グラファイトシルバーエディションも、そう言われてみれば黒鉛の鉱物が鈍く銀色に光っている様子とそっくり、に見えなくもない。




 特別バージョンとして作られたこうしたシルバーモデルのカメラはたくさんあるけれど、X-T1グラファイトシルバーエディションは、いままで見たシルバーモデルとはだいぶおもむきが違う。しっとりとして落ち着いた銀色で高級感もある。その仕上げも大変に丁寧で素晴らしい。
 富士フイルムのホームページの中のこのモデルの説明文を読むととっても"凝った"仕上げをしているのがよくわかる。マグネシウム金属を磨いたりコーティングしたり特殊塗料を加えたりして銀色にしている。

 そのグラファイトシルバー処理は、ダイヤル類はもちろんボディ背面のチルト式液晶モニターの枠にも小さなダイヤルやボタン類まで、やっているように見える。言うまでもないがX-T1のダイヤルやボタンなどには金属以外のプラスチック素材が使われているところもある(モニターの枠もそうかも)。しかし、それらの銀色はボディ上下カバーの"ほんものマグネ金属+グラファイトシルバー処理"をしたかのように丁寧に1つづつ色合わせをして仕上げている。これにはいたく感心しましたよ。

 もっと感心したのはホットシューカバー。なんとアルミ金属製なのだ。ほら、これだ。ホットシューカバーはアクセサリーシューカバーともいうが、どこのメーカーのカメラでも黒いプラスチック製である。大変に安っぽいプラスチック製のものもあって、そうしたシューカバーは見ただけでムカつくのでぼくはよくゴミ箱に捨ててしまう。でも、このシューカバーはとうてい捨てる気にもならない。
 加えてもう1つ言うなら、そのホットシューの枠だ。シルバーモデルであっても、ホットシュー枠だけはブラックのままというカメラや、シルバーでもブラックでもシルバーのままというカメラもある ━━ ニコンDfのゴールドエディションはそこだけがゴールド処理されてないので、チョットかっこ悪い、その話は後日に ━━ 。X-T1グラファイトシルバーエディションでは、そこもきちんと銀色にしている(ブラックボディはもちろんブラック)。