Digital LeicaでFerrari

ライカ・M8 + ズミルックス 35mmF1.4
 フェラーリもマセラティも、こんなにもよく見かける街は世界中でもそうザラにあるもんじゃあないでしょう。本場イタリアでも、夜の路上にこんなにもなにげなく駐車しているなんて景色なんてぼくは見たこともない。ここは代官山でしたが六本木なんぞでしたら、ロールスロイスの新型ファントムやメルセデスのマイバッハなんて“しょっちゅう”見かけますし、そのほか、おやっ、と思うような珍しいクルマも無造作に路上駐車しています。でも道行く人はほとんど無視です。
 まえのことですけど、ちょいと珍しいクルマをニューヨークの街角で撮影したことがありました。タイムズスクエアの道ばたにそれを駐めて、道路をはさんで向こう側から写そうと横断歩道を渡って振り向いたとたん、そのクルマの周りは人だかりでほとんど“見えない”状態になっていました。ぼくの仲間はたくさんの人に質問攻めにあってました。ヨーロッパでもそんなことがなんどかありました。でも、日本はそういう意味でいえば撮影はとってもラクチンでした。…すんませんねえ、クルマの話ばっかりで。


 このライカM8はカメラボディだけで約60万円もするのだけど、いま予約が“殺到”だそうです。60万円出しても欲しくなる気持ちは、わからないでもないですよ、使ってみれば。とはいってもM8は「仕事カメラ」ではありません「趣味カメラ」ですね。M7までは仕事カメラとしても使えなくもないですがM8となるととてもそんな気持ちにはなりません、少なくともぼくはね。しかしね、先日も言いましたけど、楽しいんですよこのカメラを使って撮影をしていると。そうそう、音は騒々しいですけど予想以上にブレにくいカメラでしたよ。
 撮像素子(CCD、1030万画素)はいわゆるAPS-Cサイズ相当よりもひとまわり大きく、そのサイズは27×18mmあります。ですから35mm判換算で画角は焦点距離の約1.33倍相当となります。そう、キヤノンEOS-1D Mark2 Nの撮像素子サイズが28.7×19.1mmですからM8のそれはほんのわずか小さい。このライカM8の撮像素子が「35mm判フルサイズでないことにがっかりした」という人がいるらしいですけど、そりゃあ無茶というもんです。この大きさの撮像素子で、あのライカレンズで、よくこれだけの“写り”をしているとぼくは感心しましたけどねえ。エプソンR-D1では周辺光量ががっくりと低下して写っていたリコーGR21mmF3.5をM8で使ってみましたがほとんど気にならないぐらいの描写だったのに驚きました。

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