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一眼レフカメラとメカニズムのチカラ

リコーイメージング・PENTAX K-S2+HD PENTAX-DA L16~85mmF3.5~5.6 ED DC WR

 K-S1が発売されたのは昨年の9月後半、その上位機種となるK-S2の発売は約5ヶ月後の今年3月初旬。K-S2では新しくWi-FiやNFCに対応させたり、液晶モニターをバリアングル式にしたほか、いくつかマイナーな進化点がある。しかしデジタルカメラとしての基本性能はS1もS2もほとんど同じと言ってよい。




 小さな相違点はさておき、S1とS2がもっとも異なる点は、一眼レフカメラの開発の「取り組み方」「考え方」ではないだろうか。表面的な性能、機能や機構の違いではなく、もっと根源的なところでS1とS2とはだいぶ違う。ではその違いとはなんだろうか、このへんの説明はひじょうに難しい…。

 K-S1は、あれはあれで、新しいチャレンジをしていて愉しいカメラだと思うのだが、K-S2を手元に置いて見比べて考えると、S1はやや「飛び道具」 ━━ LEDを光らせたり、新しいUIを採用したり ━━ に頼りすぎたのではないかという気もしないでもない。
 リコーイメージングのPENTAX一眼レフカメラにユーザーが期待するのは、新奇性の強い一眼レフではなく、地道に開発したオーソドックスな一眼レフカメラではないだろうか。

 電気のチカラに頼った飛び道具で人々を惹きつけるような一眼レフカメラはPENTAXらしくない。古くから培ってきた優れたメカニズムと光学技術を土台にした一眼レフカメラこそがPENTAXには似合っているのではないかと思う。
 K-S1では一眼レフの今後の進むべき道を迷っていて自信喪失ぎみのところもなくもなかったが、リコーイメージング自身がそれに反省しかどうか、K-S2では「やっぱりPENTAXの一眼レフはやはりこの道を行くべきだ」というきっぱりと腹を括ったようなところが感じられる。

 K-S2は、K-S1に比べると表面的にはやや地味だけど、古くからのメカニズム大切にした、繰り返すがPENTAXらしい一眼レフカメラのように思う。K-S2を使っていて、なんだか「ほっ」とするような気分になるのは、カメラボディの中に潜んでいる精密で確かなメカニズムのチカラを大切にしているためではないだろうか。
 ミラーレスカメラは「電気」を利用して機能向上を狙ってもいいだろうけど(極論だが)、やはり一眼レフカメラのほうはガンコおじさんのように「メカと光学」に徹底的にこだわっていくべきだとも思う。

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